見出し画像

【できることを1人でやってみる③】

【できることを1人でやってみる③】
☆4月16日(木)のメニュー

ジョグ・体操・ストレッチ・230m×6インターバル (R=40秒ジョグ)・ランジ・スプリット・スクワット 5kgのメディシンボールを持って10回×3セット
☆4月17日(金)のメニュー

1時間ゆっくりジョギング・室内にてHICTトレーニング×3セット


☆4月18日(土)
レスト

今週の週後半はなかなかトレーニングの時間が取れず、本当に最低限のできることしか出来ませんでした。木曜日は近所の公園の道で230mのインターバルを6本。自分が800mを走っていた時の練習のペース配分・200mあたり30秒切りで入るということを意識して練習。40秒のレストだったので身体にも余裕があったのか、全てのセットで何とかクリアすることが出来ました。中距離スピード域(全力ダッシュの8割~9割)での練習は解糖系のエネルギー消費の効率を高めていくのが目的になると思います。人間はスピードを上げていく度にまずはATP系のエネルギーが主にに使われていき、その後ATPが枯渇してしまうとスピードを維持させていくためのエネルギーの獲得のために、身体の中のエネルギー源からエネルギーを作り出していきます。
この時に生まれたエネルギーの種類を解糖系といい、ATPに続いて2番目に身体を動かすパワーが強いエネルギーになる訳ですが、エネルギーの生産と同時に疲労物質(乳酸という方もいますが、乳酸もエネルギー源になるのでここでは疲労物質と書きます。)も血中や筋肉に発生していくので、実はこの解糖系からエネルギーを得ている時間こそが人間にとっては最も肉体的にもきつい領域なのだと思います。正直、短距離長距離問わず、誰もがこうした練習は「やりたくない、やるために相応の覚悟を決めなければならない練習」だと思います(笑) しかし、こうした練習に向き合うことで短距離における速度減速の幅が小さくなったり、マラソンや長距離における平均速度の向上にはつながると思います。蟹沢は・・・結構こういった練習も好きですね!勇気を持って、ぜひチャレンジしてみてください。

金曜日はHICTトレーニングというトレーニングをしています。

スナップショット 2 (2020-04-18 18-05)

HICTとはhigh intensity interval training の略。高強度サーキットトレーニングという名称で12種目の筋トレメニューを1種目30秒ずつ休憩10秒でつなぎながら行っていくものです。(詳細はまた後日行っていきます)蟹沢は中学校で陸上部の子達を教えていた頃、雨天で走れない日によく子どもたちに行わせていました。負荷なし、1つ1つの動作をすばやく行う、そしてそれをひたすら繰り返すことによって、全身の筋持久力や有酸素運動能力を育てるエアロビクス的なものだと考えています。短距離選手というよりは長距離の選手の基礎的な有酸素運動能力を鍛えるのにおすすめかなと思います。アメリカ発祥のトレーニングで、蟹沢が注目した4年前はあまり認知度なかったのですが、最近では日本でもHIITトレーニング、もしくはHICTトレーニングで検索すると動画や解説も豊富になってきていますね。これについては蟹沢も思う所があるので、次の投稿でもう少し深く書いてみたいと思います。



1人で出来る範囲で、身体づくりもがんばっていきましょう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?