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Instagramにゴミを出す!


Instagramは、美しい写真や動画を共有するアプリとして使っている方が多いと思います。特にデザイナーは、ポートフォリオ(作品集)として運用されている方も多いです。

ですが私は、デザインの練習用として投稿するアカウントを作ってみました。

私はこのアカウントに、ポートフォリオではなく「スケッチブック」と名付けました。

おもに、webやUIに関するデザインを載せていく予定です。



オリジナルや成功を載せるだけだと、窮屈になる

もともと、インスタには作品を投稿したいとふんわり思っていたのですが、ずっとためらっていました。

理由は、自分の中に世界観が確定していないからです。

まったくゼロではないのですが、誇りを持って投稿できるほど、自分の世界観に自信がありませんでした。

「インスタ映え」という言葉があるくらいですから、インスタには美しいもの、統一感のあるもの、オリジナリティがあるものなど、とにかく完璧なものしか載せられない、と洗脳されている気がします。

私はそれが窮屈に感じていて、インスタに作品を投稿することにためらっていました。



アジャイル創作が、いちばん成長する気がする

ですがふと思い出したのは、noteです。

このnoteをはじめたばかりの頃も、とにかくだらだらとした日記を書いていました。日記って全然読まれないですが、辞めずに書いていきました。こうしていくうちにスピーディーに書けるようになり、自分の中で「書き方」が分かってきます。

そこでやっと、「どうすれば読まれる文章になるか?」にたどり着いて、よく読まれているnoteを探したり、自分の好きなnoteを真似て書いてみました。さらに、あまり得意でなかった読書にもチャレンジしてみて、私は今に至ります。

この、note駆け出しの頃を思い出して気づけました。このプロセスが大事なんだと。

UIデザインも、とにかく美しい作品を真似して作り、そこでやっと「なぜこのデザインは美しいのか?」「どうすれば使いやすいデザインになるか?」「UIにたどりつくまでの体験はどうなるか?」といったユーザー体験、「この機能の処理をもっと速くするには?」「どんなAPIが必要か?」などの実装に関することも、広く考えていけるんじゃないかと思いました。

といいつつ、これはあくまで私の考え方です。色々意見はあると思いますが、デザイン以外の創作活動を振り返ってみると、この手順が1番自分のなかで合っていたし、成長できたなーと実感しています。

イラストを描いていたときは、好きな漫画の好きなシーンを真似て描いていましたし、プログラミングも、ネットで転がっているコードをコピーして動かして構造が理解できました。楽器の演奏も、名曲コピーから始めてやっとオリジナル曲を考えられるようになると思います。

あまりにも、見た目にかかわる「デザイン」って自分の中にある「オリジナル」を引き出そうとしがちです(反省してます。。笑)。

ですがデザインも結局、真似て出す、真似て出す。ゴミでもいいから、描いてみる。作ってみる。出してみる。だめだったら辞めてみる。違うのを試してみる。

これを繰り返して、やっと次にいける。このプロセスが大事だと気づきました。

私はこれを、「アジャイル創作」と勝手に名付けました。笑


創作として1番長いはずのデザイン分野、大事なことを長期間見落としていて反省しています。。。

でもこれだけデザインに向き合っていけてるのは、きっともっと成長したい証拠なのかな、とポジティブに考えています。



そんな経緯がありまして、やっとデザイナーっぽいインスタ活動します。

ポートフォリオではなく、スケッチブックと名付けた理由は、自分が良いと思ったWEB/UIデザインを繰り返し真似て作り、肩の力を抜いて投稿できそうだからです。

でもいずれは、ポートフォリオとして変化させていけたらと思います!




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