イヤなことから逃げるのは、結果的に好きなことを選んでいる
記憶の中で1番古いわがままエピソードをよく覚えている。小学校に入る前に選ぶ、ランドセルの色。
女の子のランドセルは赤色が多かった。けれど「みんなと同じ赤色」を背負うのはイヤだった。
深い理由は覚えていないが、その頃からきっと「みんなと同じ」ことや「まわりに流される」こと、そして「自分の意見を絶対に通したい」という意思が強かったのだろう。
選んだ色はオレンジ。赤色に紛れながら、6年間後悔することなくオレンジ色を背負った。
6年生のときに父親からもらった手紙に、「ランドセ