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20代の宝箱に貯めたいもの


noteのマガジンを整理した。私にとってこれは、年に1回おこなう大掃除や、部屋の模様替えのようなものだったりする。

タイトル、説明文、サムネなどを変えて、自分はもちろん、フォロワーさんが見やすいように整理した。


noteを登録して「マガジンってなに?」が数ヶ月続いていたが、やっと理解できてはじめて作ってみたものが「きゆかの日記」というマガジンだった。

とりあえずエッセイや日記っぽいものはここに入れちゃえ〜!と救世主のような存在を果たしていたが、なんとなくタイトルが適当すぎて気に入っていなかった。でもいいタイトルが思いつかず、気づけば3年も放置。


マガジン整理したいな〜と思い始めて3ヶ月。ようやく重い腰をあげて整理した。そこでふと、メインで入れていたマガジンの「きゆかの日記」を掘り起こして思ったことがある。

このマガジンは、20代で起きたこと、考えたことのログを残している。数年後に読み返したとき「20代のあの頃があったから、今がある」と思えるはず。きっとこれらは「宝物」になるだろうな。

だからマガジンのタイトルを「20代の宝箱」に変更しようと決めた。我ながらにいいタイトルだと思う。


私はしばらくの間、本当に文章が下手だったので、はじめましての方に読んで欲しい「noteベストアルバム」が作れなかった。作る資格がまだないなーと思っていた。

けれどようやく、いろんな方に読んでいただく機会が増えたので、こちらもやっと作成。


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noteの毎日更新により、過去のnoteを遡って読んでないなと思い、マガジンの整理のタイミングで「20代の宝箱」に入っているnoteを読んでみた。

「穴があったら入りたい」という言葉のとおり、いますぐにでも削除ボタンという穴の中に放り投げたい過去noteもたくさんあったが、グッと堪えて残しておいた。

上手な文章を並べるより、過去の下手な文章も残しておけば、きっと誰かが「続ければ必ず上達する」と感じてくれると思う。上手な文章を書く人は星の数ほどいる。だからこそ私は続けることの大切さを残しておきたい。


と同時に、消さないでよかったなーと思った瞬間も、あった。

大昔(2年前)に書いた「20代に読んでほしいnote」を読み返したときだ。

今もあまり変わらないが、当時は20代向けの記事をとにかく読み漁っていた。だからまとめ記事みたいに残しておこうと思って書いたのだと思う。ここに載せたnoteも、久しぶりに読んでみた。

あのときとはまた違った形で「今の自分」にめちゃくちゃ響いて、書いてよかったなと心から思った。

とくに響いたのは、最所あさみさんのnote。

2019年の時点では、「私は特に、2番の項目に納得しました。」と感想を残しているが、2021年の時点では、5番目の「若くしてSNSで成功しないこと」がすんごく響いた。

8割以上の人にとってもっとも有益なSNS戦略は、『フォロワーを増やす』ことではなく『マイナスにならないようにアカウント運用する』ことなんじゃないかなあ、というのが私の意見です。

(有料記事なので、なるべく短く引用します)


私は最近、地道な努力で花を咲かせ、同世代クリエイターのスターだな、と感じていたYouTuberのコムドットに刺激を受けていた。

彼らは戦略的に目標を立て、チャンネル登録者数を増やしてYouTuber界に名を轟かせた。大人気YouTuberであるHIKAKINにも認知され、ベンツをプレゼントされていた。

そんなクリエイターってやっぱかっこいいなあ。noteはそんな文化とは少し外れているけど、数字を目標にするのもアリなのかな、と思っていた。

けれど久しぶりに最所さんのnoteを読んで、頭が冷静になれた。

ネットに20代のログが残る時代だからこそ、炎上に首を突っ込んだり、変な情報を載せたり、数字を取ることに集中する短期的な戦略はのちのち辛いなあと、当たり前のことだが腑に落ちた。

派手さのない戦略と、確実な努力、そして「きゆからしさ」が、20代の宝箱に貯めていけたらいいなと思う。



みつけてくれてありがとうございます。 いいね(♡)は元気の源です!サポートはもっと元気になります!笑 定期的に更新していますので、よかったらまた、きゆかの様子を見にきてあげてください!