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音楽を聴きながら書いたので
流しながらお読み頂ければ幸いです。

昨日は仕事がないかと思っていたら
夜中まで回り
結局、そこそこ稼げて
疲れて眠って起きて

今日こそなんだか
のんびりしている

あれは1年半くらい前
腰が物凄くいたくてね
これはもう整体とか
そういうことではなくて

整形外科にいって
レントゲンを撮ってもらうと
もう手術が必要ですと

そりゃ手術をしたいけど
繁忙期に差し掛かる時期だったし
稼ぎに余裕があるわけでなし
だましだましでいきたい

ついでに尋ねたんだ
「翼の方はどうですか?」
「折れていますね」
「もう僕はどこにも飛べないですか?」
「垂直に落ちると思いますよ」

それは横軸はマンションの屋上の
フロアーを横軸と見た場合の話で
それではおそらく3Fには
ブラジャーが干してあって
思わず握ってしまうかもしれない

飛べると思っていただけなのに
ブラジャー泥棒になってしまい
それもエロとかではなくて
自らに着用しようとしたのだろうと
問い詰められてしまう

そうなると別の門扉が開かれてしまう

腰も悪いなら翼も折れている
結局、カイロの先生に相談する
ヘルニアで手術しかないですか?

すると
なんとかなるというからさ
時々、整体に通うけど
だましだましな気はしている

今冬はずっと忙しかったから
なかなかアポイントを取れなかった
仕事を優先にしたんだよね
いつ仕事が入るかわからないし
ドタキャンは避けたい

朝電話をかけてみて
今すぐ見てもらえるなら
いこうと思ったけど
朝はうまっていて

昼はどうですか?と言われるけど
仕事が入るかもしれない
そんなことでアポイントが取れない

もし昼になって
仕事入ってなかったらまた電話します
その時空いてたらよろしくお願いします

営業の電話も特にしていないから
結局昼になっても仕事は入らず
久しぶりに診てもらいにいってきた

初めて診てもらって
もう5年になるのかな
夏侯惇を思わせる偉丈夫な風貌なのだけど
何故か乳児のようにほっぺが赤い
どこか優しくも抜けている感じがある

抜けている具合を夏侯惇でいうならば
弓矢で左目を射抜かれて
眼帯をすれば様になるけども

右目に眼帯してしまって視力ゼロというか

痛いとこを何度もいう事で
漸く理解してくれるところある

「先生、痛いのは翼じゃなく腰です」
「あー悪いのは翼の方だと思っていた」

明日が見えてない先生
明日が見えてない患者
垂直に落ちる患者
垂直に落ちる先生

ドリフの馬鹿兄弟のようなノリが
なんだか懐かしくもある
馬が合うという言葉はある

今日は予約の合間にいれてくれて
時間がなかったのか

いつもの無駄な電気マッサージは
今日は無しにしましょうって

その言い方

俺は普段の施術前は無駄なことをされていた?
今日はすぐに治療をはじめましょうとか
そういう言い方だけにすればいいものを

言葉を選ぶセンスがないのに
本人は気の利いたことをいいたい

頼りなげもなさ過ぎて
嫌悪感を抱く人もいれば
ほほえましく思えてしまう客もいる

ただ、前提で先生は
いつも一生懸命なんだよね
60分のチャイムが鳴っても
ここまでで今日は終わりですと
一応区切るけど、次の客がいないと
痛いところをいつまでも直そうと
試みようとしてくれる

なんとなく久しぶりに
全身を強くほぐされて
骨も矯正してくれて
気づけば足の痺れが取れている

心を言葉が超える事はない
まだ少し羽ばたける気がするんだよね

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