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毎日あった痴漢や変質者との遭遇がピタリと無くなった話②

最初は、痴漢じゃなくてただのカバンが当たっているだけだったら悪いな・・・なんて考えて、疑いながらも確信が持てずにいた。
でも痴漢は嫌なので、朝の満員電車は特に警戒して乗るようになった。
そのうちホームで並んでいる時に怪しい動きをする人が分かるように。女性の背後に並び、列を少しズレると同じようにピッタリとついてくる人は、ほぼ間違いない。また、ドア周辺は囲まれることがあり危険だ。
どれだけ警戒していても周囲にいるので、怪しいなと思ったら、その人の手をじーーーっと見つめるといいことも分かった。無理やり隙間を作って、じっと手元を見ると痴漢は身動きが取れないようだ。

世の中にはこんなに変な人が多いのかと、周囲の女性達に聞いてみた。
皆それぞれ何度か遭遇したことはあるようだけど、こんなに毎日のように無数に経験している人はいなかった。

なぜ私は人と違ってこんなに多いのか。ミニスカート時に多発していたので、速攻長いパンツを履くようにしたが・・・変わらなかった。
何か雰囲気で出してるのか?もっと目立たないように地味にオーラを消す感じでいればよいのか?・・・変わらなかった。
道を歩くときは早歩きするようになった。・・・声を掛けられなくなった。
でも、痴漢は止まらない。友人との待ち合わせ時も変な人に声を掛けられる。私に何らかの原因があることは確かだ。それも内面か行動のやつ。

痴漢や変質者に対してどう思っていたり、態度をしていただろう?
もちろん嫌だし、こんなことは無くなって欲しい。
彼らはきっと生まれた頃は、まん丸の綺麗な魂だっただろうに、なぜこんなにいびつな形になってしまったんだろう。家庭環境やこれまでの経験が彼らを歪ませてしまったのか。彼らはある意味被害者なのか?
いや、何か違う・・・。
私は可哀想な経験をした人を受け入れる気持ちが強い。自分の心を家に例えると、空き家の様な状態かもしれない。誰でも入れる家。でもそんな家があったら、厚かましい人、悪い人、ズルい人、自己憐憫する人がズカズカ入って来て魔の巣窟になるんじゃないのか。
自分に責任を持って生きている人が、誰かに助けを求める時、家に入る前にチャイムを鳴らし「助けてもらっていいですか?」とお願いをするだろう。
変なヤツに場を与えてしまっていたのは自分の心なんだ!
自分の家=心を守れるのは自分だけ。もっとちゃんと鍵を掛ける必要がある。悪い行為は自己責任だし、私の家を貸す理由はひとつもない。
自分を守れるのは自分だけなんだ!!もう絶対にそんな奴らはいらない!!

こう思った翌日から、毎日あった痴漢がパタリと無くなった。
自分の身は自分を守る。悪の行為は絶対に許しちゃいけない。
この決意だけで、魔法のように消えた。

そして、これからの私はこんな不思議な経験をいくつもすることに。

周りの環境や人を変えたかったら、まず自分の心を変えることが大切だと初めて知ることが出来た話。周りのせいにしていても、何も変わらないし終わらなかった。自分軸で生きるのって大切なんだなぁ。。

また別のエピソードは追々書きます。


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