ごみを減らしたい。鹿児島市の「家庭ごみマイナス100グラム」に挑戦!
地球にやさしいせいかつ目指して、自分のペースで移行する日々。
今日は、自分の家から出るごみを減らすために色々頑張っていることです。
私が今住んでいる鹿児島市は、「家庭ごみマイナス100グラム」という取り組みをしています。
平成27年度、鹿児島市民1人が1日に出した家庭ごみの量は約570グラムで、他都市に比べてかなり多い量でした。(中核市47市中8番目に多い。)
そこで、他都市のように家庭ごみを有料化して、ごみを減らすか議論を行った結果、まずは有料化せずに、令和3年3月までに1人1日あたりのごみ量を100グラム減らすことを目標に取り組むことにしました。
令和2年10月末現在で511グラムになっていて、令和5年3月までに残り41グラムの減量が目標だそうです。
そして、上記の画像でもわかる通りもやせるごみの3割を占めている生ごみの削減のために
「生ごみ処理機器」を買ったり設置するために購入金額の半額まで持ってくれる補助金制度を設けたり(一般用のやつも使えるので、ビックカメラとかで「補助金使えます!」ってドンっと書いてある)
環境みらい館で段ボールコンポストの無料配布や講座を不定期に開催したり
色々やっているのでした。
たまに市がコンポストを配布してくださったりもするのですが、市民農園を持っていることが要件だったりして、自分は対象外だったり…(´・ω・`)
そこで、生ごみ処理機は置くスペースがないし、ダンボールコンポストの次の無料配布を待っている間、今できるアクションを!ということでとり始めました。
家庭ごみの3割、生ごみ
食品ロスはもちろん食べきることは前提で、使い切り、しっかり水を切って捨てるというのは、上の画像の取り取り組んでいます。
そして野菜の切れ端を使ったベジブロスというものもあるみたいで、挑戦してみたい。
また、前職の同僚が働いていた「MUSCA」さんのクラファンを支援して、有機肥料の栽培キットが届いたので、それを春にベランダに置いて育てはじめるときに一緒のタイミングでコンポストと家庭菜園を始められたらなーと思っています。またnoteに書きます🔥
いま、家からよく出る生ごみとして、茶殻とコーヒーかすがありました。よく家でティーバックやドリップなどで飲むからです(笑)
茶殻はレンジの中の臭い消しとしてティーバックごと一緒にチン。日本茶マガジンさんを参考にしました。
コーヒーかすは空になったそぼろが入っていた瓶に入れて、トイレの消臭に。こちらのおしゃれな記事を参考にしました。
紅茶のティーバックは完全に乾かしてから、靴の消臭としてブーツの中に入れたりしています。
使いきれるまでとことん使い倒してから捨てる、を頑張ってます。
古紙はAEONに持っていってみた!
資源物の中で一番多い古紙はこんな対策が鹿児島市で提案されてました。
紙回りは、そもそも自分が使う量を減らしているし(下記参照)
段ボールや紙袋はメルカリに使いまわすか、NPO食のかぞくに寄付して配送時に活用してもらっていました。
そんな中でも、どうしても溜まってしまう古紙。業者に持っていってもちゃんとリサイクルちゃんとしてくださるのだるか、と悩んでいました。
そして、その処理方法は、greenbird鹿児島の活動に行った時に出会った、鹿児島市のごみ収集業者で働く、SDGsの講師としても活動されている環境カウンセラーの方に教えていただくことになります。(下の記事は別の回の時の)
AEONに行くんです。
環境保全に役立ってしかも家計にもうれしい。これからのリサイクルのカタチでWAONポイントがたまります。
・ペットボトル5本につき、1WAONポイント
・古紙1kgにつき、1WAONポイント
・紙パック10枚(300g)につき、1WAONポイント
イオンでは、ペットボトル・古紙・紙パックを持っていくと、WAONポイントをくださるという活動をしています。
鹿児島市では古紙が対象。ということで、行ってきました!
駐車場に行く途中のところにありました(どこかわからなくてサービスカウンターに聞いてしまった笑)。目の前に車1台が駐車できるスペースもあり、駐車場に止めなくても、ここにドロップオフできる仕組みになっていました。
WAONのカードをピっとして、隣にある秤に古紙を置いて、マリオの「ピコーン♪」という効果音と同じ音が鳴ったと思うと、重さ(kg)×1ポイントのWAONがつきました、みたいな表示。そのあとは隣のボックスに古紙を入れれば終わり!とても簡単でした。
私はWAONは溜めていないので、私の後に来た人にポイントを譲りました笑
よくイオンを使う人には嬉しい仕組みですね!
駐車場に行く途中の壁に貼ってありました。
近くにはプラスチック容器回収や牛乳パック回収の箱もよくスーパーにあるようなやつがあり、WAONのポイントはつかないけど回収はしているよう。
回収した古紙を何に使っているかはイオンのサイトを見ても明記されていないので「どうなってるんだ!?」と不安になりますが、他の活動(ペットボトルや牛乳パックのリサイクル)ではトップバリュー製品に再利用されたりしているみたいなので、そうして活用されていることを信じます!
プラスチック容器類は脱プラ頑張る。
最後にプラスチック容器類は、もともと脱プラを日々意識しているので、どうしても発生してしまう野菜が入っていた袋とかは生ごみ袋に再利用しつつ、過剰包装を断ったりと少しでも減らせないか挑戦中。
そして、天文館にあるマルヤガーデンズにあるコスメキッチンに行った時に、素敵なお知らせを発見しました。
<対象店舗(全国約90店舗)>Cosme Kitchen(コスメキッチン)、Biople by CosmeKitchen(ビープル バイ コスメキッチン)、Make ↗Kitchen(メイクアップキッチン)、Celvoke(セルヴォーク)、ecostore(エコストア)
上記店舗で購入した商品をご使用頂き、空になったコスメティックス容器をお近くの店舗で回収いたします。
イオンと同じで、このお店の化粧品の容器を持っていくと、ポイントがつくみたいです。
ファンデーションと虫よけスプレーがこのお店で買ったものなので、使い切ったら回収してもらおうと思います🔥
他に溜まっていたプラスチック容器類は、ごみ拾いボランティア団体のgreenbirdさんが何かを作るらしく集めているとのことなので寄付。
現状、ほとんど日常生活でごみが出ないので、1~2週間に1回、小~中サイズのレジ袋の袋(このレジ袋ももらったりするものなので自分では購入してません!)で燃えるごみを出すくらいなので、現状維持をして、これ以上増えないように頑張っていきたいです!
同じ鹿児島にすごい町があった
最後に、すごくモチベートされた「町」があるので紹介します。
鹿児島県の大崎町です。なんとリサイクル率日本一。
鹿児島・大崎町では、各家庭でごみを27品目に分別。全国平均(約20%)の4倍にあたる約83.1%(2018年度)ものごみをリサイクルし、12年連続でリサイクル率日本一を達成しました(2006〜2017年度)。
上記のリンク先にあるイベントに先日参加したのですが、焼却炉がこの町にはないみたいで、新設すると建設費と維持管理費が小さい町なのに億単位の金額で発生する。そうなったときにリサイクルの道を選び、なんと「住民ひとり当たりのごみ処理事業経費は、全国平均(約16400円)の3分の2(10500円)に抑えられた」そうです。
ご年配の方が「ごみの分別が楽しい」「自分は良いことしてるんだよね」と話していた、というエピソードを聞いて、町の人たちが誇りをもって分別をしている、その町が羨ましくなりました。ここに住みたい。←
私も、今、分別が楽しくなり始めています。紙や牛乳パックやプラスチックトレイはイオンに、段ボールはNPOに、化粧品のプラ容器はコスメキッチンに、他のプラ容器はgreenbirdに、リサイクルマークがついているプラスチックはプラごみ袋に、燃えるゴミは燃えるゴミ袋に…
「自分は良いことをしている」という誇りをもって、日々頑張っていきます。
これからも少しずつ、一歩ずつ進んでいきます。
こんな私ですが、ぜひサポートお願いします。 いただいたサポートは、自分に沢山の学びと気付きの機会を与えてくれた人や団体、そして社会に還元していきたいです。