見出し画像

【キャリアは、まだ30歳らしい⁉️】



日本に、キャリアという概念が定着して、まだ、30年ほどしか、経っていないそうだ。

ここでのキャリアは、Career。

働き方改革の対象になってる方の話だ。

輸入元のアメリカでも、キャリアが研究の対象になってからは、100年ぐらいとのコト。

若すぎる。

世界大戦後の、兵士の働き口をどうするか、といった実際的な課題があったところから、キャリアという一つの捉え方が生まれた。

その後、カウンセリングに基づいて、それぞれの能力やスキルなどの特性を活かした、働き方を見つけるという動きが増えていった。

その過程で、様々な研究者が、それぞれの視点から、キャリアについての捉え方を発表するコトになった。

日本には、それらの研究や理論が、それなりに固まってきた段階で、捉え方そのものが導入された。

1980年代後半から1990年代前半にかけて。

バブル期だ。

それまでだって、日本人はずっと働いてきた。

当たり前だ。

勤勉の国、日本。

むしろ、250年ほどの年齢しかないアメリカなんからより、日本の圧倒的な歴史が、その働きぶりを示している。

あくまで、研究の対象として、きちんと体系化されていなかっただけ。

だから、その意味では進んでいた、アメリカから、キャリアが流れ込んできた。


そして、それから30年の間に、
キャリアは、
様々な捉えられ方、使われ方に晒され、
少し傷んでいるよう思われる。



キャリア、と聞いて、
ポジティブな反応をする日本人が、
どれだけいるのだろう⁉️

元々は、
働く日本人のために、
わざわざアメリカから連れてきたはずなのに、
何だか、
少し、印象が悪くなってる⁉️


それは、そうだろう。

この30年間、
日本人の働く環境は、
あまり愉快なモノではなかった。

全く目も当てられないという、
危機的な状況ではなかったけれど、
何かにつけ、
停滞や不況といったコトバで片付けられてきた。

その都度、
キャリアを考えよう、
キャリアが大事だ、
キャリアを、
キャリアが、
キャリア、キャリア、キャリア、、、


流石に、疲れちゃう。


ヒトが動くと書いて、働く。


特段、おかしなところはない。

ヒトは動く生き物で、それが、働くというコト。

それを、
キャリアなんていう、
使ってるヒトも、
よく分からないコトバで、
表現しちゃったモノだから、
混乱が生じている。


基本に戻ろうよ。


ヒトは皆、それぞれだ。


それぞれに違いがあって、
それぞれに想いがあって、
それぞれに強さがあって、
それぞれに弱さがある。

だから、
同じように扱うコトなんて、
ムリだよ。


それぞれに、
キャリアがある。

とても、
当たり前の、
難しい話だ。


多分、若すぎるから、
なんじゃないかな⁉️


キャリアが。


それでは。


【いつか、また、どこかで】

この記事が参加している募集

#とは

57,726件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?