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【文字〜自粛していたのは、私自身だった⁉️】



私の手は、
文字を書き表すために、
できてないようなのだ。


文字を打ち込むコトは、
訓練によって、
今は、
できなくはないけれど。


口を使うコトバは、
おそらく、
得意と自慢しても、
構わないだろう。


説明を聴いて、
その場で、
その説明したヒトよりも、
上手く説明するコトが、
できる。

自分のコトバでない説明を、
ポイントを絞って、
強弱をつけて、
分かり易くまとめるコトが、
頭と口では、
できる。


自分のコトではない。

あくまで、
他の誰かのコトバ。



手は使わない。


手を使うコトが、
邪魔をする。


だから、
ずっと、
書くコトが苦手だった。


文字を書くコト自体が、
ほんとうにイヤだった。


耳を傾けた話などを、
手とペンと紙を使い、
メモに落とすコトも、
たまにはあるけれど、
自分で残しておいて、
その解読に困ってる。


ミミズの這ったような、
という表現もあるが、
ほんとうに、
そんな感じだ。


資格を獲ろうとした際、
簿記に続いて、
会計士を選んだほどに、
算数と数字がスキでも、
数字を書くコト自体は、
避けたい。


5と8は、
見分けがつかないほど。

2は3になってしまう。

書いた私自身が、
1を7や9と間違える。



ただ、
時代は、
私に味方した。

デジタルデバイスは、
私に文字を与え賜うた。


とはいえ、
ほんのつい最近までは、
仕事以外の場において、
文字を残すコトなんて、
してこなかった。


何かを取り戻すかのように、
この数ヶ月、
毎日毎日、
1000文字を超える、
戯言を遺してるけれど、、、



文字を書くというコトを、
私は、
自粛していたんだ、
と、
気づいたのは、
1年以上も、
不要不急が叫ばれ、
それでも、
どうにも行動を制限できない、
自粛、
に、
向き合ったから。


自ら進んで行動を慎む。


私は、
そんなコトしてるっけ、、、


それで、
繋がった。


私は、
文字で表すコトを自粛していた。


やろうと思えば、
能力的には、
十分にできるコトなのに、
自ら進んで、
慎んできた。


読めない文字を残す、
なんて、
無駄だ。

それに、
文字にしないコトで、
困るコトも、
ない、
と、
勝手に思い込んでた。


でも、
文字にして、
伝えるコトが、
必要なコトを、
知った。


どうしても、
伝えたいコトが、
伝えられない状況に、
なってしまったからだ。


自粛しないで、
文字にしてみた。


文字が文字を呼び、
コトバがコトバを連れてきて、
昔のコトから、
今の心から、
ありとあらゆるモノが、
文字に変わっていく。


伝えたい。

分かってほしい。



なるほど、そうか。

段々と見えてきた。

到着地の、
福岡空港に向けて、
機体がゆっくりと、
高度を下げている。


今は海の上だ。


そんな感じで、
少しずつ、
見えてきた。


私は、
自分を自粛している。

自粛してきた。


常に、
自分を自粛しながら、
生きている。

生きてきた。


コトバがまた足りないゾ。

コトバがまだ足りないゾ。


行動の自粛はしていない。

自分自身も自粛なんかは、
していない。


自分自身の内面を、
自分自身の内側を、
それを表に出すコトを、
自粛している。

そう、
ずっと自粛してきたんだ。



相手が求めてないのに、
相手が止めてないのに、
相手が求めているのに、
自分勝手に自粛して、
自粛して、
自粛して、
それが募って、
爆発する。


パニックだ。


パニックは、
相手を巻き込む。


被害は大きい。


ほんとうに、
すみませんでした。



文字にするコトで、
整理されてくるのか、、、



自分自身の内面が、
自分自身の内側が、
それを文字にするコトで、
整理されていく。


これが、
文字の使い方なんだ。

この期に及んで、
まだ、
そんなコトも、
知らなかった私は、
伸びしろ、
しか、
ない。

このコトバは、
誰かの受け売りだ。


さてと、
今度は、
手とペンと紙を使って、
手紙でも書いてみようかな、、、



それは、
まだ、
ヤダな。




それでは。



【いつか、また、どこかで】

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