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【戦争~久しぶりの映画館から持ち帰った重たい荷物と知らないという自覚~】


なかなかにセンシティブなモノである。
 
戦争は忘れてはいけない。
戦争体験を伝えていかなくてはならない。
戦争の被害を絶対に繰り返してなならない。
 
 
果たして、それは、意味のある言葉なんだろうか⁉️
 
 
 
私は、
体験していないけれど、
様々な形で、
情報として、
戦争というモノを、
知った気になっている。
 
作品として創られた、
映画や小説なども、
数多く、
観たり、読んだりしている。
 
報道という創られたモノでも、
戦争を知るコトになっている。
 
 
でも、
私は、
ほんとうに戦争を知っているのだろうか⁉️
 
 
 
戦争の、
どの部分を、
私は知っていると言えるのだろうか⁉️
 
 
 
そして、
私は、
子供たちに、
戦争を知ってほしくないと考えているし、
知ってほしくなかったと感じている。
 
 
だって、
私が知っている戦争や、
子供たちが教えられた戦争なんて、
誰かの作り話かもしれないんだから。
 
 
 
実際に体験したヒトのコトバが残ってる⁉️
 
 
そうかもしれない。
 
 
しかしながら、
実際に体験したヒトのコトバは、
何を伝えるんだろうか⁉️
 
 
そのヒトの体験かもしれないし、
そのヒトが思い込みたい真実かもしれないし、
そのヒトが後々辻褄合わせたストーリーかもしれないし、
そのヒトが誰かから吹き込まれたウソかもしれないし。
 
 
それを否定する気はない。
 
それはそれで、
そのヒトのコトバとして、
受け止めるコトはできる。
 
 
 
 
少し、
戦争から離れて考えてみよう。
 
 
 
アナタは、
あまり知らないヒトの話を、
素直に聴いて、
信じるヒトだろうか⁉️
 
 
アナタは、
自分が全く経験したコトのない、
スポーツの選手の苦労話を、
どのくらい理解するコトができるだろうか⁉️
 
 
アナタは、
今の日本の政治家の話を、
その通りだと、
聞き入れるコトができるだろうか⁉️
 
 
 
なのに、
戦争の悲惨さや、
当時の実際の暮らしのコト、
日本が間違ったという話など、
自分が実際に体験してない話を、
信じたり、
理解したような気になったり、
伝えなければならないなんて使命感に燃えたり、
してないか⁉️
 
 
 
私が子供たちに、
戦争について触れてほしくないのは、
戦争を知ってしまうと同時に、
戦争という手段を、
与えてしまうコトに繋がるからだ。
 
 
 
これも、
考えてみてほしい。
 
 
アナタは、
1日1食の生活を想像できるだろうか⁉️
 
 
想像はできるかもしれない。
 
今の食事の回数を減らすだけだ。
 
でも、
やってみたいとは思わない。
 
 
 
アナタは、
昆虫しか口にしない生活を想像できるだろうか⁉️
 
 
これは、
少し難しいけど、
可能だ。
 
 
少し難しいのは、
そもそも昆虫を口にしたコトがないからか、
あっても、
その機会が少ないからだ。
 
 
誰かが創ったテレビ番組の中で、
アイドルが嫌々ながらに、
昆虫を食べる映像を思い浮かべながら、
それが毎食続くのはキツイな、
と感じるかもしれない。
 
 
栄養素的にいくら素晴らしいと、
いくら説明を受けても、
いくらも望まないだろう。
 
 
だって、
嫌々なモノだから。
 
 
でも、
嫌々なモノでも、
想像はできる。
 
 
 
では、
プッラウポコペりが主食で、
ロガンダオコしかおかずのない生活は、
想像できるだろうか⁉️
 
 
できないはずだ。
 
 
できるヒトがいたら、
ほんとうに会いに行きます。
 
 
ご連絡ください。
 
 
 
知らないというのは、
想像もできない、というコトで、
選択肢にならない、というコトだ。
 
 
 
 
子供たちは、
大人の中途半端に教える戦争を、
毎年、
この時期になると、
聞かされるコトになる。
 
 
 
日本は負けたんだよ。
 
アメリカが勝ったんだよ。
 
原子爆弾を落とされて、
日本はアメリカに降伏したんだよ。
 
負けた日本は、
勝ったアメリカに従うコトを選んだんだよ。
 
戦争でリーダーだったヒト達は、
アメリカに裁かれて、
死刑になったんだよ。
 
 
多分、その通りなんだろう。
 
私は、自分の目では見てないけど。
 
 
そして、
ひねくれた私は、
このように捉えてしまう。
 
 
戦争というモノで勝てば、
誰かを死刑にするコトができるんだね。
 
誰かを従わせようと思ったら、
戦争を仕掛けて、
勝てばイイんだね。
 
戦争に勝つためには、
原子爆弾があればイイんだね。
 

 
 
それでも、
どうしても、
子供たちが、
戦争という情報を避けるコトができないなら、
戦争をどうしても教えたいならば、
この映画を勧めるだろう。

 映画『太陽の子』は、今劇場で観れる。
 

 
 
それでは。
 
 
 

【いつか、また、どこかで】


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