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つらい場所からは離れる

こんばんは。
小説家の藪田建治です。

僕は以前うつ病になっていたことがあります。
この記事はうつ病になった方、つらい状況にいてメンタルが落ちている方、居場所がなく日々鬱々としている方に届けたい、そう思っています。

僕がうつ病にいた時は、僕の職種としては営業職でした。
顧客の希望と自社の都合、その狭間で自分がどうすれば良いのか混乱してしまった。それが1番の理由かなと今振り返ってもそう思います。

また一方で自分だけがあまり仕事がなく、貢献出来ていない、必要とされていない気持ちがいつも胸の中にありました。
疎外感を感じることも多く、自分はなぜこの場にいるのだろう、いる意味ってあるのかなとずっと思っていたり。

もちろんただの駒のように人間扱いされない環境であったり、雑に扱われることも良くは思わないですが、疎外感を感じたり、孤独を感じるってすごくつらいものがあると思います。
またうつ病になったり、それに近いぐらいメンタル面で苦しんでいる人は真面目な人が多いように思う。
それが結果的に望まない方向に進んでしまった。

この2つの理由が大きな要因としてある。

皆さんももしかすると同じような状況や心情でいる人もいるんじゃないでしょうか。
周囲の人と比べたり、人間関係に苦しみ、疎外感を感じている方。

僕はその時、その前に勤めていた介護職であれば仕事をすることが出来る。
活躍することが出来るという思いがありました。
だからこのまま営業職でその会社にいることはどのみち長くない。
それならば前職に戻って、あまり介護職は先が見えないですけど、この職種に戻って生計を立てるという判断をしました。

今の会社がつらいのであれば、その場所が全てじゃない。生き方は人それぞれです。
仕事って人生の中でも多くの時間を費やします。それがつらくてつらくて仕方ないような時間であれば、もう人生の幸福感に直結します。

そうは言ってもすぐに辞めるという決断はしにくいと思います。だからやめても良いという選択肢だけは常に持っておいて下さい。
その気持ちがあるだけで意識も変わります。その会社に対しても、それから自分の未来に対しても。
辞めても良い、じゃあ未来にはどうしたら良いだろう、やりたいことってないかなと自分の希望や願望だけでも考えてみる。
こんなことしたら楽しそうかな、こんなことってしてみたいな。
仕事と捉えずに趣味の範囲で構わないです。まずは純粋にこれをやってみたいって気持ちから探してみてはどうでしょうか。

頭の片隅にでも残しておいて頂けると幸いです。


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