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【コラム:ダイエット中に「デブ批判の記事」を読むと太る】

 という興味深い記事を見つけたので紹介。
 
 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 

 ちょっと古めの記事ですが、2013年の肥満に対する心理学の話。

【実験】
カリフォルニア大学で「自分をデブだと思ってる」女性49人に「デブに対してネガティブな印象のニュースを読んでもらった」
 
【結果】 
・87%の女性がお菓子を我慢できなくなった
 
・「自分は痩せてる」と思ってる女性は逆にお菓子を我慢できる割合が増えた

 というもの。
 
 面白い内容ですよね。
「肥満の自覚がある人」のほうがお菓子を我慢できなくなったというのは。

 心理学的には

①肥満の批判を目にする
②自分の肥満に対するストレスを感じる("他人の視線"や"痩せられないかもしれない"という不安)
③ストレス解消のために食べてしまう

 という負の連鎖が起きてしまうとのこと。
 スタンフォード大学では「タバコをやめられない人」にも同様の心理効果が起きていると紹介しています。

 
「ダイエットの時は毎日体重計に乗るのは逆効果」という説もありますし、こちらも同効果が起きていることが考えられます。
 
「ネガティブイメージ」の使い方は難しいですね。
 痩せている人にとっては「戒め」として機能した訳ですが、太っている人にとって「モチベーション要素」にはならないというのは覚えておきたいです。
 
 やはり【WOOPの法則】ように、「痩せたらこんなに良いことがある」という願いが叶った後のハッピーでポジティブなイメージの方が人にはプラスに働くということなのでしょう。
 

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