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【noteで学ぶ健康習慣の科学57:あまり知られていない『瞑想』のメリット集】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
『瞑想』のメリットを集めてみた回です。

『健康』に関する情報を書くことが多い当noteですが、健康とは『複合的な行動』による結果であることはみなさんよくご存知かと思います。
 つまり、「○○だけやっとけば!」とか「このサプリメントを飲めば!」みたいな単純なことは我々ヒトには起き得ないという話です(o・ω・o)
 
 その複合的な行動の代表として、『食事!』『睡眠!』『運動!』が有名な訳ですが、カエルはそこに『腸内細菌!』と『瞑想!』も付け加えたいワケです。
 まあ、腸内細菌は『食事・睡眠・運動』のすべてが絡むのでそれらを追究していけば良いのですが、『瞑想』に関してはそうではありません。
 つまり「健康になりたいから瞑想を始めよう!!」と考える人はそうそういないってことです。
 
 なので今回は、「瞑想するとそういう健康効果があるのかー」と思うものを紹介していきます(o・ω・o)

□瞑想の基本的なメリット

メンタル強化(ストレス軽減&ストレス耐性&感情コントロール)
・人生の満足度&幸福度の上昇
・仕事の生産性&満足度&モチベーションの向上(注意力&集中力の強化)
・コミュニケーション能力の向上(人間関係の改善)
・創造力が高まる
・決断力が高まる
・体内炎症レベルの低下(に伴う現代病のリスク軽減)
・慢性痛が軽減する
・不安や怒り、悲しみから立ち直りやすくなる

 などなど。
 有名どころや、瞑想をしている人の多くが目的としているメリットだけでもけっこうあります。
 瞑想やヨガなど、呼吸や集中、自分の状態に意識を傾けるアクティビティは長期間行ってこそ効果が高まるものなので、すぐに結果が得られると思わず先ずは続けてみる必要があります。

 てことでここからが本題(o・ω・o)

あんまりメジャーじゃない瞑想のメリット」

 いってみましょう!


□自己の客観視が上手くなる

 言い換えると自己分析・自己省察が上手くなります。

https://journals.sagepub.com/doi/pdf/10.1177/1745691612462584

 マインドフル瞑想(いわゆるサマタ瞑想/呼吸瞑想/集中瞑想)で自分の呼吸に集中する⇔逸れた意識を戻すを行ったり来たりすることで客観性が鍛えられ、自分の強みや弱みに気付きやすくなる。
 とのこと。
 
 ちょっと抽象的ではありますが、自分に意識を向けることで今まで気付かなかった自分の感情や気持ちに目を向けることができ、自分の感情や状態をバイアス抜きで見る能力が鍛えられます。

 ちょっとスピリチュアルな雰囲気がある表現なので訝しむ人もいそうな内容ですね(o・ω・o)言ってることは、瞑想を実践してる人なら分かると思います。

□脳の灰白質が増える

 灰白質は脳の神経細胞[ニューロン]が集まっているエリアで、主に情報処理の役割を持ちます。

 2012 年のオレゴン大学の研究では、2週間のマインドフルネス瞑想の後では灰白質の成長が確認され、情報処理能力に向上が見られた。
 とのこと。
 
 脳の接続に関する密度が改善されていたと報告しており、いわゆる「ニューロン」と「シナプス」が改善したということになります。
 大雑把に言い換えると、

「瞑想を2週間続けたら頭が良くなった」ってこと。

□コンテンツがより楽しめるようになる


https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0305735611415144

 これは面白い内容ですよね。
 研究では集中力が増加したことにより、音楽に没頭することができ、強い高揚感を得ることができた。
 とのこと。
 
 これはカエルの体験談ですが、呼吸瞑想の要領で呼吸のリズムを整え、姿勢を正して映画に集中する「マインドフルネス映画鑑賞」を行ったことで、長時間の映画に没頭できて、なおかつ鑑賞後の満足度が高くなった経験があります。
 もちろん作品そのものが良かったからですが、一度や二度観た映画ではなかったので、「集中できる」というスキルは映画や音楽、小説からテレビ番組まで、コンテンツをより深く楽しむことに有用と言えます(o・ω・o)

□レジリエンス[精神的回復力]が鍛えられる

 レジリエンスとは「精神的回復力」を指す心理学用語で、逆境に立ち向かう力や、挫折や苦悩から回復する能力のことを言います。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23000783/

 脳科学の研究者であるリチャード・デビッドソン博士による瞑想の研究では。瞑想時間がトータル1万時間を超える瞑想のエキスパートの脳をfMRIで調べたところ、「痛み」や「苦悩」は普通の人と同様に感じていても、それらを「苦痛」と感じるレベルが低かった。
 とのこと。
 つまり、苦しい体験が苦しく感じないってこと。
 だから立ち直るスピードが速いのだという話です。
 なお、瞑想によるレジリエンスの強化には6000〜7000時間の瞑想が必要だと博士は論じており、「15年スパンでレジリエンスを鍛えよう!」

 みたいな話になっています。
 うーん……。人生とは苦しみとの二人三脚なんやなって。


 今回紹介するのはこんな感じ(o・ω・o)
 まだまだ色々あるはあるのですが、冒頭に紹介した「瞑想による代表的なメリット」の延長線みたいなものがほとんどなので割愛します。

 
 てことでね、先ずは1日5分から瞑想を始めてもろて。

「瞑想って、何かええな」と思ってもらえたら良いかなって思います(o・ω・o)

 仕事の前に5分程度瞑想するだけでも仕事の達成率など変わったりするので、仕事休憩時のリフレッシュアクティビティとしてお試しあれ。

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