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『マリトッツォ』の次は『ズコット』がクるらしい?

 いや、流行の移り早くない?
 
 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

 ライブドアニュースでは既にマリトッツォの次のトレンドスイーツが登場。

 先週マリトッツォについて調べたばかりだったのに、もう次か、と流行の速さに切なくなりました。

 
 さておき、『マリトッツォ』も知らなかったカエルですが、『ズコット』とはなんぞや?
 って感じだったので、ズコットが流行るのかどうかは置いておいて、ズコットについて調べてみました。

 個人的にはズコットの方がフルーツとかナッツとか、身体にとってメリットがある食材が多用されてて嬉しい感じ(o・ω・o)



■ズコットとは

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ズコット、ズッコット(伊: zuccotto)とは
 
イタリアのトスカーナ地方の都市フィレンツェでルネサンス期に誕生した丸いドーム型のセミフレッドを用いたケーキ
※セミフレッド=半解凍状態のデザート。アイスケーキなど
 
【由来】
名称は15〜16世紀の兵士のドーム型金属製兜「ズッコット」、またはカトリック教会の聖職者の半球形頭巾カロッタのトスカーナ俗語での別名「ズッケット」(zucchetto)に由来。ズッコット、ズッケットはどちらともズッカ(zucca、カボチャ)から派生した語である。

 兵士や聖職者が使用していたカボチャ型の頭巾である、『ズッコット』『ズッケット』が名前の由来。

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写真『Zucchetto』

 上写真の半球形ケーキは、ズッケットを思わせるフォルムが名前の由来になっている。
 
(蛙・ω・)<なるほどね。


■一度無くなったお菓子

ズコットは、
16世紀中ごろフィレンツェで、建築家、彫刻家、画家、軍事技術者、演劇デザイナーであったベルナルド・ブオンタレンティがメディチ家のために創作したとされている。
 
半球形の形は敬愛するフィリッポ・ブルネレスキの代表作でありフィレンツェの象徴であるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラへのオマージュとも言われる。

フランスのオルレアン公アンリ(後のアンリ2世)に嫁いだメディチ家のカテリーナ・デ・メディチが菓子職人とともにセミフレッドをフランスに持ち込んだと言われ、現代のアイスクリームの原型の一つとされる。現代のアイスクリームとの違いはクリームに鶏卵を含まず乳製品主体であることである。

ズッコットは長く忘れられていたが、1950年代にフィレンツェの老舗洋菓子店シエニ(Antica Pasticceria Sieni)が16世紀のレシピを復元し、復活させた。
フィレンツェのリストランテやトラットリアのデザートメニューとしても登場するが、ティラミスやパンナコッタなどに比べ製法が複雑で時間がかかることから自家製である場合は少なく、また家庭で作られることも比較的稀である。


【作り方】
製法は、オーブンでパン・ディ・スパーニャ※を焼き、帯状に切り分け、半球形の型の内側にパン・ディ・スパーニャの表面の焼き色をクーポラの肋に見立て放射状に敷き並べる。

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 写真【パン・ディ・スパーニャ】

パン・ディ・スパーニャにヴィン・サントなど酒精強化ワインやアマレット、サンブーカ、ベネディクティン、フランボワーズ、グラン・マルニエなどリキュールを染み込ませ(近年では酒類を入れないものも多い)、
細かく刻んだヘーゼルナッツやアーモンドなど種実類、果物の砂糖漬けや刻んだチョコレートを入れた生クリーム、甘みをつけたリコッタチーズ、ヨーグルトチーズなどを詰め、パン・ディ・スパーニャで蓋をして冷凍庫などで凍らせる。
 型から取り出し、室温でセミフレッド(半解凍状態)に戻し切り分けて供する。
粉砂糖、ココアパウダー、溶かしたチョコレートなどで表面を飾る場合もある。

本来のセミフレッドのズコットとは別に、イタリアのジェラート店には、スポンジ生地に卵白を含むジェラートを詰めたズコット・ジェラート(zuccotto gelato)を置いているところもある


 一般的なケーキで言い表すと、
①スポンジケーキを焼く
②スポンジを切り分け半球形の型に敷き詰める
③スポンジに洋酒を染み込ませる
④フルーツ・クリーム・ナッツ等の具をスポンジの内側に詰める
⑤スポンジで蓋をして凍らせる
⑥室温で半解凍(セミフレッド)状に戻して切り分ける
⑦半球形の表面を飾り付けて完成

 
 って流れみたい(o・ω・o)なるほど手間がかかってる。


■ズコットが食べれるお店

 なんや調べてみると、日本でも普通にズコット自体は販売されているらしい。

 各地でけっこうな数のお店がズコットを取り扱ってる。


 
 でも地方だと珍しいみたい。
 地元の名前とズコットでググったら検索に引っかかる可能性はアリ。
 イタリアン系のレストランではデザートメニューに載ってたりするみたい。
 

 みたいな感じでしたね(o・ω・o)
 
 カエルは和菓子屋生まれの洋菓子好きなので、美味しそうな洋菓子には惹かれてしまいます。
 こっちでも食べれるのかなー(o・ω・o)検索してみよう。

 マリトッツォも美味しかったけど、やはりクリーム濃いめが多くて「また食べたい!」とならなかったので、フルーツやナッツがふんだんに使われているズコットのが、カエルの好みには合ってそう。

 
 今回はこんな感じで。
 
 それではまた〜(o・ω・o)ノシ

 

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