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『まとめる力』

チームや組織をまとめる人を「〇長」って言いますよね。

キャプテンと呼んだりもしますが。

僕は、中学生の時サッカー部に所属していました。

2年生の秋頃、先輩たちが引退していき僕達の代から部長、副部長を決めなければなりませんでした。

確か、部員全員で投票を行い僕ともう1人が圧倒的票数を集めたので、先生が2人でどっちをやるか決めるように言われました。

あまり記憶にないのですが、僕が部長になりました。笑

その当時の僕は、成績の内申点が上がるからラッキーぐらいの感じで思っていた記憶があります。笑

たしかに、僕は部の中で真面目にサッカーにうちこんでいました。

そのサッカーに対する真面目さから選出されたのだと思います。

人生初の部長。

「〇長」の立場。

振り返ってみると全くチームとして成り立たないまま引退を迎えました。

チームという言葉を聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?

「助け合い」

「仲間」

「信頼」

などなど多く浮かぶと思います。

その中で1番大切だと思うのが

「チームワーク」

よく使いますよね。

僕が部長の時のチームには、チームワークがほとんど機能していないチームでした。

練習中は

座り込む人

練習メニューとは違うことをする人

それを注意する人

悪い意味で多種多様でした。

なぜこのような現象が起こっていたのか。

それは

“理解する”という条件を満たしていなかったから。

チームワークにおいてまず最も大切な条件とは“理解する”ということです。

互いに理解し合うことが重要なのです。

“理解する”だけ言われても何のことか分からないので、何を理解し合うのか、理解し合わなければならない項目は何なのか説明します。

2つほどあります。

・チームの共通目標

・チームにおけるルール

です。

順番に具体的に話します。

1つ目の「チームの共通目標」とは、

「チームが設定した目標は何なのか?」

「心からその事を理解できているか?」

「その目標を達成したら自分達は何を得ることができるのかを理解し、具体的にイメージできているか?」

「目標達成のためにするべきこと、その過程において予想される困難を心底から理解しているか?」

一人ひとりが果たす役割は違うかもしれませんが、全員がこれらを理解しないとチームワークは働かないのです。

2つ目の「チームにおけるルール」とは、

チーム一丸となるには、そのチームにおいて守ることがマストな技術面生活面などのルールです。

例えば、チームの戦術のために振られたそれぞれの役割、動きのルールをプレイヤーが完璧に理解していないと実行不可です。

出来ない場合は、根本的に理解していないか、理解はしているが動けないのか、を区別する必要があります。

大体は前者です。

もちろん生活面でも同様で

あくまでも学生なので

「遅刻をしない」

「授業中寝たりサボったりしない」

など、チームに存在するルールはしっかり理解する必要があります。

守る理由は、チームのルールだからです。

それだけなのです。

一人ひとりの“理解する”ことがチームワークの条件となるのです。

これがチームとしての基盤を作り、これからのチームの成長への大事な過程となるのです。

しかし、これを理解していなかった僕は、チームをまとめることはできなかったし、本当に上を目指していたのにかないませんでした。

人生において本当に悔しい思い出です。

中学生最後の夏季大会準々決勝で負けたあの景色は、一生忘れません。

僕がもっとチームというものを理解していれば、機能させられたのに。

個人のポテンシャルだけなら、絶対全国を目指せたチームだったのに。

でも、この失敗があったから僕は歩むことができています。

チームに必要なものは何か、今自分たちがするべき事はなにか分かるようになりました。

二度と同じことを繰り返さぬように。

部長をして本当に良かった。

全ての経験に感謝します。

さぁ、進むぞ。


では、また!👋🏻

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