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アメとムチは短期的効果しかない

◇Zoom企画第4弾!!

今日は、27歳社会人のMaiさんとお話させていただきました!
「西野亮廣エンタメ研究所」というオンラインサロンメンバーという共通点からお声をかけていただきました!
ありがとうございます!🙇

Maiさんは、「聞く」ことで人の心や体を楽にしたいという素敵な目標を持っておられます。
そのような事業もやってみたいと仰っていました。

今月で21歳となる年下の学生の言葉を真摯に受け止めてくださり、自分なりに変換してインプットされている印象でした。

Maiさんの掲げた目標は素晴らしいものだと感じました。
心だけ体だけのどちらかではなく、両方とものケアをする事がなぜ行われていないのか。
もしくは、行われているがまだ市場が小さいのか分かりませんが、突き詰めてMaiさんなりの結論を出してほしいです!
必ずできると思います。
やってやりましょう!

そして、僕に1つ宿題のようなものをくれました。
「『仕事』とはなにか」
明日までに自分の考えをまとめてnoteに書きます!
お楽しみに!!✨


では、ここから本題です。

今日、塾のバイト先の人が愚痴を唱えていました。
生徒のことで、自分なりに解決をしようとしたところ、それを完全に否定されるかの言われ方をしたと本人は納得のいかない表情でした。

和めようと話を聞いていて、その中で
「何回言っても改善されないなら𠮟る」
といったニュアンスのことを言っていました。(あいまいな記憶で…笑)

アメとムチを使い分けることを言っていました。
僕は、それに対して
「それが通じる時代じゃなくなってきてるんじゃない?」
と言いました。

実際に、アメとムチって通用しなくなっています。
アメとムチって、「外発的動機付け」の1つです。
簡単に言うと、良いことをすると褒美を与え、悪いことをすると罰を与えるということです。

人間だけでなく、犬でも褒美をもらうために良いことをする頻度が増えるし、罰を受けないように悪いことは避けますよね。

短期的に見ると、外発的動機付けは有効ですが、長期的に見るとマイナスの効果を生みます。
アメとムチで動機付けられた子供は、まず自分からチャレンジしなくなります。さらに、サボタージュ(手を抜く)する、楽な選択をするようになります。
何よりも、誰かが監視をして常にアメとムチを与え続けなければ、動かない、努力をしない人間になってしまいます。

逆に、好奇心や関心から生まれる「内発的動機付け」というものが子供の成長に大きく関わります。
これは、子供自らが「やりたい!」「やってみたい!」といった、自らの内発的なモチベーションを生み出すことです。

例えば、学校の授業で比較的体育の授業が好きな人が多いと思います。
そんな人が、体育の授業を受けるときに発揮する座学では見たことのないやる気、いわゆる高いモチベーションを持っているなんてことありませんか?
自分が好きなことや、興味のあることに対して楽しいなどの内発的な動機によるものだということです。

ある研究でも、外発的に動機づけられたグループよりも、内発的に動機づけられたグループのほうが高い成果を得られることが実証されています。
よって、内発的動機付けによって湧き出る意欲を持つ子供は最強だということです。

僕たちが良かれと思ってやっていたおせっかいや、アメとムチなどが子供にとって、悪影響になっているのかもしれません。
また、大人でも内発的動機付けによって高まった意欲は、なかなかに落ちないものです。

そんな経験をしているはずなのに、なぜ教えるとなったら外発的に与えようとするのだろうか。
あなたにとって正しかったかもしれないけど、その子や他の人には正しくないかもしれないのに。

僕は、もっと生徒のことを知りたいし、内発的動機付けができるような教育をしたいし、自発性や自主性など「自」が大切だと気づかせることがいいんじゃないかと思いました!
いろいろ試していこうと思います!

では、また!👋

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