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まわりを見ると、比較対象が多すぎる・大きすぎる

箕輪厚介『かすり傷も痛かった』を読んでいます。


だからこそ、若いうちは土の中に潜って自分の軸を地道に鍛えるべきなのだ。 しかし今の時代、土の中に潜るのがとてつもなく難しい。 格闘技の素人がブレイキングダウンに出て一夜にして人気を掴む。世界が変わる。毎日汗を流してプロのリングを夢見ている選手を、ろくに練習もしない元不良や迷惑系ユーチューバーが一瞬にして捲っていく。実力は足りないのにお金、名声、女を手に入れてしまう。

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これは難しい問題ですね。
地道にコツコツ努力をしていても、ふとSNSを見ると、「目立つこと・アピールすること」が上手な人たちが、自分の憧れの舞台に立っている。人気者になっている。

もちろん、そういう人たちが努力をしていないわけではないですが、SNSやメディアの力は大きく、短期間で実力以上のところに上がっていくことができます。


見せ方・目立ち方・ブランディングなども結果や実力の要素のひとつではありますが、SNSのせいもあって、それらの比率が上がってしまいました。

そういう「目立ったもん勝ち」「やったもん勝ち」のような人たちを見ると、自分のやっている地道な努力が、なんだかばからしくなってきますよね。

まわりを見ると比較対象がたくさんいて、自分のやっていることや立ち位置がどうしても小さく見えてしまいます。

「気にしない」というのも無理な話で、どうしても目に入ってきて、気にしてしまいますよね。


他人と比較せずに自分と向き合い続けるための考え方や方法について、これから考えてみたいと思います。

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