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ヨーロッパまでの道のり3

こんにちは! ジョン・ケニー・ジョニーです。

本日は出発前日までの分を投稿します。

長い前置きも今回で終わりです。


ファーストペンギン (12/28 出発の1か月前)

 日にちはすでに決めていたがなかなか航空券の購入まで進まなかった。理由は2つ。1つ目は日程と金額の問題である。私の回りたい所全てを回ろうとすると2か月以上かかる。必然的にその分資金も必要になる。借金をしていた私は日程を絞ることを余儀なくされた。その見直した日程で大丈夫なのかという不安があった。というよりも親にぶち怒られたのが大きい。2つ目は一人の生活に耐えられるか不安だったことである。航空券は往復で買うと決めていた。つまり向こうについてしまえば何があっても帰りの日までは耐えなければいけない。これがものすごく不安だった。なによりも海外旅行はそれまでは1回しか行ったことがなかった。圧倒的に海外経験が不足していた。もっと言えば、一人旅なんてしたことがなかった。ただ、そこは後先考えずに勢いで購入した。こうでもしないと購入できないと思ったからだ。たしか、バイトの終わりの20時ごろだったと思う。12万円のセントレア-ロンドン・ヒースローの往復航空券を購入した。この瞬間に夢の実現は決定的になった。あまり実感こそなかったが、少しの希望と不安しかなかった。


旅行前あるある(1/21 一週間前)

 旅行に行くのが面倒くさくなっていた。出発前になっていきたくなくなるそれである。着々と準備は進めていた。半分までは日程も確定していて、ホテルも移動手段も確保していた。それでも何となく行くのが面倒になってきていた。(自分で決めたことなのにおかしいと自分でも思う。)しかし、我に返り、一週間後はヨーロッパにいると思うと鳥肌が立つほど興奮した。このような変な葛藤と戦いながら少ない時間をソワソワしながら過ごした。


最後の晩餐(1/26 出発前日)

 出発の便が朝早いということで名古屋に住んでいる友達の家に泊まらせてもらうことになった。一か月以上食べられない家のごはんと湯船を堪能してから名古屋に向かった。白米を噛み締めながら食べた。お風呂ものぼせるまで入った。そのくらい名残惜しかった。友人宅に到着してからは翌日に備えてすぐに寝た。興奮して寝られないといったこともなく、案外すんなり寝られた。こうして最後の夜を過ごした。


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