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【上司ガチャ】やっていませんか?〜そんなことより自分は〜




皆さんこんにちは。
今回はあなたも無意識にやっているかもしれない『そんなことより自分は』を紹介していきます。いつもより短いショート記事になりますので、是非最後まで読んでいただけたら嬉しいです(  ˙꒳​˙  )



突然ですが皆様は、こんな言葉をご存知でしょうか。

上司ガチャ

近年では、配属ガチャなどといった言葉もよく聞くようになりましたね。良い部署に配属されれば当たり、労働的にキツい部署や人間関係が宜しくない部署に配属されればガチャ失敗・・・というニュアンスで囁かれています。


私は性格上、好奇心旺盛で常に楽しいことを模索しているようなタイプなので、配属ガチャに失敗してもその中でレベル上げを頑張ったりスキルを磨いたりして、初期装備として選ばれるよう頑張ろうと思えます(一体何の話をしているの?)

しかし、問題なのはその育成マスターのセンスが乏しかった場合。そう、それが私が言う『上司ガチャ』です。務める会社を選べたり、ある程度の配属の希望を伝えられても、上司を選ぶことは出来ません



実際に私は、ある一人の上司との関係がうまくいかず体調不良が続き、先日クリニックにかけつけたところ、過敏性腸症候群と適応障害という診断を受けました。

転職も考え、沢山沢山悩みましたが、会社の他の人達はとても優しくサポートをしてくれますし、私の意志を尊重してくれるような人達が居るので、自分の中でバランスをとり毎日頑張っています。



前置きが長くなってしまいましたが今回は、会社選びはそこそこに、配属ガチャも成功したはずなのに、上司ガチャを華麗に失敗してしまった私が、その上手くいかない上司との関わりの中で感じたことを記事にしていきたいと思います。

自分も無意識のうちに部下や友達にストレスを与えてしまっているかもしれない・・・そんな気持ちで読んでみてくださいね。



さて、ようやく本題です。私は現在、食品会社で事務をしていて、組織図上、私の上には事務課長がいます。その人こそが私と上手くいかない上司であり、今回の題材に選ばれし上司です。


そんな事務課長には「それモテないっすよ?」という癖があります。それは何かというと、私がなにか相談や質問を投げかけた時に「まだいいやん。俺なんて・・・」や「そんなことより、俺さ〜」などといって自分の話を始めること。

部下の立場からして上司にこれをされると仕事のホウレンソウ、所謂、報告・連絡・相談をする気が一瞬でなくなります。だって聞いてくれないんだもの。逆に部下がやっていると無礼になりますよね。友達同士だとしたら話す気がなくなるかもしれません。



わかり易くお話するためにいつかの課長との会話をご紹介します。

私:部長からこれやってって言われたんですけど、これってこの処理方法で問題ありませんか

課長:それやってって言われたんや。まだ可愛いな、俺なんてさ〜これやで?こんなんやろうと思ったら日暮れてまうわ。

私:この前のAさん依頼の案件、メール配信してよろしいでしょうか
課長:あっ!そんなことより俺、取引先にメール配信しないとあかんねやった!

・・・いや処理方法確認せんかい!!メール配信してええんかあかんか言わんかい!!という感じですよね。本当にこういうことがしょっちゅうあります。



あなたの周りにこんな人は居ませんか?こんなにあからさまではないかもしれませんが、きっといるはずです。そして実は、自分でも気付かないうちにこういうことをやってしまっている人、結構いると思います。


例えば、恋愛相談を投げかけたら気づいたら相手の惚気話。愚痴を話していたらいつの間にか聞き手になっている。相手の話を聞いていたはずなのに自分が話している。あるあるですよね。

かくいう私も自分で、あ、今すり替えちゃったなって思う時がたまにあります。それに自分で気付けた時は罪悪感でいっぱいになるし、すぐに「ちゃうやん、今私の話いらんねん!ごめん!」と自分でツッコミを入れつつ素直に謝り、主役を元に戻すという軌道修正作業をしているのですが、これがなかなか自分で気付けない時もあるんです。


自分で気付けないほどのこの主役すり替わり現象。まだターンエンドしてなくね?現象。課長のようにそもそも相手の話に興味が無いもしくは悪意で会話を遮っているというような人もいるかもしれませんが、それはきっと少数派で、私はこれはだいたいが人間の"共感"や"羨望"という感情からきていると思っています。

会話パターンの例をあげます。


共感の場合は、

A:最近彼氏の束縛が激しいんだよね。

B:どんな風に?

A:この前、男子と話してるとこ見られちゃってさ、何も無いただの友達って言ってるのに今後他の男と喋るなって言われちゃって。

B:私の彼氏もだよ。なんかこの前、バイト先にきてどんな男性がいるか確認してたもん。

A:それはやばくない?

B:やばいよね!この前もさ〜・・・(すり替わり)


羨望の場合だと、

A:最近彼氏の束縛が激しいんだよね。

B:どんな風に?

A:この前、男子と話してるとこ見られちゃってさ、何も無いただの友達って言ってるのに今後他の男と喋るなって言われちゃって。

B:えー!そんなこと言われるんだー!私彼氏に言われたことないなー。

A:そうなの?

B:基本的に男子と遊ぶって言っても、気をつけてねって言われるだけ。愛されてるのか心配になるもん。Aが羨ましい。この前もさ〜・・・(すり替わり)


こんな感じかな。よくある会話パターン(内容はおいておいて)ですよね。これくらい普通じゃない?と思うかもしれませんが、この程度でもやられ続けてしまうと「あれ、もしかして私の話興味ない・・・?」となってしまいます。

何気ない会話の中で、自分の無意識の中で、友人や仕事仲間にそう思われていたら嫌ですよね。ましてや課長のような仕事上での会話なら以ての外。信用問題に発展していくでしょう。

ここまで読んでくれたそこのあなた、自分はやっていないか?と一度考えてみてください。


逆に相手のターンでドローしていい例としては、相談に乗っている時に発動出来るスキル"私だったらこうする!私もこういうことあったけど、こうして乗り越えたよ!"などのアドバイスのみだと私は思っています。アドバイス以外でドローすると、話の趣旨が変わってきてしまい、主役も変わります。


その話、趣旨変わっていませんか?その話、主役が自分にすり替わっていませんか?その話、本当にアドバイスですか?そのターン、本当にあなたのターンですか?


無意識にすり替えてしまいがちだからこそ、意識してみましょう。そうした少しの意識の違いだけで、人間関係が良好に築けることもあるのです。仮にすり替えてしまったとしても、意識していたら軌道修正作業も御茶の子さいさいですから(古い)。

結局のところ、人間誰が相手であれ、最終的に大切なのはどこまでいっても"思いやり"なんですよ。思いやりがある上司(思いやりを感じられる上司)にはそもそも『上司ガチャ』という言葉を当てはめることすらありません。


私は課長にこのすり替わりをやられ続け、思いやりを感じることが出来ず『上司ガチャ失敗したなぁ』と思っていますが、自分の部下にはそう思わせたくないし、友人とも良い関係を築いていきたいので常日頃から意識しています。どうせなら『上司ガチャ当たりだった!』と思われたいし(笑)


年度が変わって2ヶ月が経っている今日この頃、そろそろ新生活に慣れてきた方も多いのではないでしょうか。ぜひこれを意識して、思いやりを持って、友人や恋人、仕事仲間と良い関係を築いていきましょう!

しかし、問題はこれをどうやって課長に意識していただくかです。これはこれは難題です。

この難題に一緒に悩んでくれる人居ません・・・?




そんなこんなで今日はここまでです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。




ターンエンド。

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