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新入社員研修 ~山形・田植え編~

こんにちは。株式会社久世の広報担当です!
今回は4月に入社した新入社員研修の一部をご紹介します😄

5月下旬、新入社員の田植え研修に同行し、山形県天童市へ行ってきました。
なぜ、山形まで行ったのかというと、当社のプライベートブランド商品の「久世特選米」は山形県天童市で生産されている「はえぬき」という品種だからです🌾

久世特選無洗米(山形県天童産はえぬき)

また、この商品は当社の株主様向けの優待品にもなっており、天童市の農家さんと契約栽培をしています。

今回の研修では、中間流通で働くものとして食品業界の川上から川下を学ぶということで、川上である生産者を訪ねました。


お米の勉強・精米工場の見学

まずは、座学でお米についてのお勉強です!
お米が育つまでに必要な工程を学びました。卸といえども、自分たちが販売する商品がどんな商品かを学ぶのはとても大切なのです。

お米について学ぶ新入社員

種から苗を育て、田んぼを耕やしたり水を入れて準備をし、田植え。稲を守るために草取りや病気・害虫を防ぐための消毒、水の管理、肥料を加えたりと刈り取りするまでにたくさんの作業があることを知り、1年かけて大切に育てられていることを学びました。

そして、精米工場を見学。
大きな倉庫には精米される前の大量の玄米が保管されていました。

大量に保管されている玄米
貯蔵していた玄米を精米する過程

玄米のまま出荷されるものもありますが、ほとんどの商品は精米をします。
精米する過程の中で、割れたお米を機械で検知して除去したりと1つ1つの工程で細かな検査がされていました。

お米の食べ比べにも挑戦しましたよ✨
比べた品種は「はえぬき」「つや姫」「ブレンド米」です。
それぞれの特徴がわからない中で比較するのは至難の業でしたが、自宅だと比較する機会はあまりないので、とても良い機会になりました。

ちなみに、それぞれの品種にはこんな特徴があります。

「はえぬき」
山形県のはえぬきは、日本穀物検定協会認定の食味ランキングで20年以上連続して特Aランクを取得している品種です。
米粒がしっかりしていて粘りもあり、冷めても美味しさが変わらないことから業務用としても人気の高いお米で、コンビニのおにぎりなどにも使われていたりします。
私たちの扱う商品は、まさに業務用ということで当社のプライベート商品もこの「はえぬき」を採用しています。

「つや姫」
こちらも山形で人気の品種で、その名の通り、際立つ白さとツヤが特徴のお米です。
甘味・旨味・粘りのバランスがよく、誰にでも美味しく食べられることも人気の理由だそうです。はえぬきと同様、2010年にデビューして以来、特Aを受賞している品種です。

お米3種類の食べ比べ

どの品種が優れている!ということではなく、自分が美味しいと思うものはどれか、なぜ美味しいと思うのかを言語化できるようになると会話の幅も広がり、営業マンとしての強みにもなります。


ランチはご当地グルメ ”鳥中華”

山形発祥のご当地ラーメン ”鳥中華” はご存知でしょうか?

鳥中華とは、鶏肉がトッピングされた和風だしで食べるラーメンです。山形では「蕎麦店から生まれたラーメン」として親しまれているそうですよ。

研修1日目は、天童市の温泉街にあり、鳥中華の元祖といわれている「手打 水車生そば」へお邪魔しました。

水車生そばの鳥中華

蕎麦の出汁からとった和風スープがとても美味しくて、絶品✨
皆さんも天童へ行く機会があったら是非立ち寄ってみてくださいね。

いよいよ、田植え

2日目。
天気にも恵まれた中で、いよいよ田植え🌾
契約農家さんにご挨拶を済ませ、てんどうフーズの皆さんと一緒に田植えをしました。

今の時代は、田植え機を使って植えていくのが一般的ですが、せっかくの機会なのでみんなで手で1つ1つ植える体験をしました!

泥まみれになりながらも楽しそうに田植えする新入社員
みんなで二枚ほど手植えしました

私も新入社員と一緒に体験しましたが、腰も痛くなるし、天気に恵まれすぎて時計の跡が残るくらい腕も日焼けしてしまいました😭
(新入社員を横目に若いっていいなぁと思いつつも頑張りましたよー💦)

汗をかいた後に青空のもとで食べたお弁当は格別でした🍚✨


研修を終えて

研修を終えた新入社員からはこんな声が集まりました。

・田植えは想像以上に大変だった。
・今でこそ機械ですべてできてしまうが、実際に手植えをすることで
 ご飯のありがたさを感じることができた。
・安心安全のお米をお客様にお届けするために、何度も検査を行いながら
 異物や異変のあるお米を取り除くなど、一粒一粒を機械で判別していると
 学び、さまざまな工夫をされていることがわかりました。
・収穫されたお米が、どのようにして自分たちの手元に来るのかを学ぶこと
 ができた。

(レポートより一部抜粋)

山形まで初めての遠征、そして初めての田植え体験。
貴重な体験になったようです。
研修で学んだことを活かせるよう、久世の一員として成長する姿をみるのがとても楽しみです。

2日間の田植え研修、お疲れ様でした!!


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