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人生、「生活を立て直す」とは何を意味するのか。その定義と対策 -2- 実践編(金銭管理)


まず、ほとんどの人は、自分の資産と収支を把握することが、下手な投資商品に手を出すより資産的にも、精神的にもプラスになる。


1 銀行口座を全て書き出す。

(ありがちな例)
A信用金庫
S信用金庫

Y銀行*なぜか2口座
M銀行 普通・貯蓄
SM銀行

MT銀行 会社強制・家賃強制2口座 

(日本の慣行なのか、)就職や引っ越しでなんか作りがち、作らせがちの銀行口座。
口座数の分、集中力がそがれ、資産形成意識、自己管理意識(効力感)が低下する。

それに加えてそれぞれのキャッシュカードまで管理しなければならないとすると、無駄な集中力コストが食われてしまう。


2 それぞれの銀行口座から何が引き落とされているか把握する。

意識せずその時々に作らされた通帳や、その場でわかる口座番号を引き落とし口座に指定がちで
バラバラになっている人が多い。まず定期的に引き落とされるのは一つの銀行(口座)集めた方がいい。

1と関係するのだが、最初にどの銀行から何が引き落とされているか曖昧にしておくと、いざ銀行口座を整理、まとめ、一元化するときに無意識的な心理抵抗になって進まなくなることがある(壮絶な時間の無駄)


3 使っているクレジットカードの種類、頻度を書き出す。

(ありがちな例)
古くからのメジャーなJ社
携帯ブランドのD社
見栄で申し込んだブランドカード L社
ネット決済用のP社
交通系マネー兼用のJ社

クレジットカードをたくさん持っている人が少なくない。これも深く考えず手元にあったカードで支払い設定してしまいあとで管理的、心理的に膨大なコストに繋がり精神的な疲れの原因にもなる。たまたま期限切れだから別のカードで設定とか沼にはまるパターン。

だいたいメジャーに使うカードは1枚くらいでも、引き落とし銀行がカードによってバラバラというのもありがちで本人が管理しているつもりでも、あちこちに入金しながらカードに管理されているという悲惨なケースもある。

しかもクレジットカードは解約が会社によって違ったり、担当者が分からなかったり特定の窓口でしか受け付けていなかったりしてたちが悪い。カード会社ごとに事前に電話して(しかもボッタクリのナビダイヤル)確認する必要があるという地獄なので放置して余計生活がすさむという笑えない状況になる。


4 通帳を探す、カードを探す。


普通ありえないかもしれないが、あまり使っていない通帳やカードがどこにあるのか分からない(「家の中のどこかにある」は当然NG)人も多い。特に期限切れのカードがごっちゃにおいてあたり(これはバッサリハサミ入れられる)古い約款が山積み、繰り越して無効になった通帳がコレクションになっている人もいる、記録としておくのは悪くないが生きている最新の通帳がどれだかわからないとか本末転倒である。


4 有休をとって整理する。

せっかくの有給だが仕方ない。15:00までしか空いてない銀行は朝一9:00に行かないとお昼手前で
入場制限されたり(コロナ前からも)結構ある。平日休みのパートナーがいれば頼めばいいだろうが、本人手続きしないとやたら処理が滞るので仕方ない。

以上まとめて数社、銀行なりカードの解約するのもスケジュールをタイトにしないと、何度も有休を潰すという
何のために生きているか分からない状態になる。


5 改めて自分の生活を見直す。

宣伝や、ネットの情報を見て、「投資しなきゃ・・」「老後の生活・・・」を考えていろいろ手を出しがちだが
まず自分の足元をみるのが先決である。あまり使わない通帳やカードが沢山あって自分の収支も曖昧なら投資も何もありゃしないだろう。

6 まとめ 金銭管理を一元化する



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