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美術展

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美術展紹介&レビュー
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2024年6月の記事一覧

60s’ポール撮影250枚

 ビートルズが英国でビートルマニアという熱狂的な社会現象を生み出し、アメリカに上陸して人…

桑原亘之介
1か月前
8

板谷梅樹のモザイク世界

 昭和の時代、モダンなモザイク作品で人々を魅了した坂谷梅樹(いたやうめき、1907-19…

桑原亘之介
1か月前
4

ビートルズへの愛:7人展

 ビートルズ好きな7人のアーティストの作品を紹介するグループ展「My Dear Beatlesービート…

桑原亘之介
2か月前
16

田中一村大回顧展@東京

 奄美大島の花鳥や風土を鮮やかに描いた画家・田中一村(たなかいっそん)の大回顧展が今秋、…

桑原亘之介
2か月前
8

田名綱敬一・大回顧展

 幼少期に経験した戦争の記憶とアメリカ大衆文化からの影響が色濃いカラフルな作品で知られる…

桑原亘之介
2か月前
9

「原発のある風景」写真展

 日本の海岸線に普通に原子力発電所がある風景を撮影した写真家がいる。広川泰士(ひろかわた…

桑原亘之介
2か月前
8

「モネ 睡蓮のとき」展

 印象派を代表する画家のひとりクロード・モネ(1840-1926)。一瞬の光をとらえる鋭敏な眼によって、自然の移ろいを画布にとどめた。後年になると、その芸術はより抽象的かつ内的なイメージへと変容する。  モネの晩年は、最愛の家族の死や自身の眼の病、第一次世界大戦といった多くの困難に直面した時代だった。その中で最たる創造の源となったのが、ジヴェルニーの自邸の庭に作られた睡蓮の池に、周囲の木々や空、光が一体となって映し出されるその水面だった。  この主題を描いた巨大なカンヴァスに

戦争時代の藤田嗣治

 エコール・ド・パリ時代、名声を手にした画家・藤田嗣治。  その時代と、戦後、二度と日本…

桑原亘之介
2か月前
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十日町市博物館に行った!

 2024年6月9日(日)、十日町市博物館(新潟県)に行った。常設として3つのテーマ別展…

桑原亘之介
2か月前
8

展示「阿弥陀さん七変化!」

 西方にある極楽浄土の教主である阿弥陀如来は多面的な信仰体系や教義のなかでバラエティ豊か…

桑原亘之介
2か月前
7

三鷹の太宰治

 太宰治は昭和14(1939)年に三鷹での新婚生活を始めた。以来、居を移すことはなく、作…

桑原亘之介
2か月前
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モダンアート三都物語

 パリ、東京、大阪ーそれぞれ独自の文化を育んできた3都市の美術館のモダンアート・コレクシ…

桑原亘之介
2か月前
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須田国太郎「東西絵画の綜合」

「東西絵画の綜合」という壮大なテーマを追求し、骨太で生命感あふれる独自の油彩表現を切り開…

桑原亘之介
2か月前
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