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一年の時を経て、60ページの冊子が私に見せてくれるもの

午前中に図書館で仕事をしていると、ひとりの女性が声をかけてきてくださいました。以前、インタビューをしていた会場で一度だけご挨拶をさせていただいたことがある方です。

先日、大学時代の友人を車で連れまわして板室のほうをぶらぶらしていたきに、私のことを見かけてくださっていたみたいです。偶然に驚きながらさらに話をしていると、どうやらいまZINE(自費出版の小冊子のようなもです)を制作中とのこと。私が以前ZINEをつくっていたことを知ってくださっていて、どこで手に入りますか?と声をかけてくださったそう。

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私がZINEを製作したのは一年半前で、販売してからもすでに一年以上が経ちます。それでもこのZINEは、いまだに誰かとの出会いや、会話のきっかけを私に与えてくれているなぁと嬉しく思いました。

※日記を読み返してみると、販売開始したころにも同じようなことを感じていたみたいです☟。

あれ以来、紙の本はつくれていませんが、やっぱりまたつくりたいなぁ。

いろいろと大変ですし、手間もかかります、お金もかかります。でも、紙の本だからこそ連れて行ってもらえた場所も、出会えた人もいるのも、また事実で。

最近はなんだか忙しさを感じながら、同時に「こんなときに『忙しい』としか言えない自分にもちょっと飽きたなぁ……w」と感じていました。「忙しい」って、やるべきタスクと自分のキャパシティのバランスの話でしかなくて、「仕事を通じて何が起きているのか(何が起きると嬉しいのか)」に心が目を向けれていないときに、つい使ってしまってしまいます(私の場合)。

そういえばZINEをつくっていたときも「忙しい」って言ってました。むしろ息をするように言っていました。そのときは目を向けれていなかった「ZINEをつくることで起きること」。それに一年の時間を経ていま、いや時間を経たからこそ、ようやく目を向けられそうです。

22/05/24

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