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『照らすVOICE』の照らす解説 Vol.8

どうも。照らす担当 中佐真梨香です。
舞台照明のインスタレーションアーティストです。

“明かりだけ”の朗読劇 『照らすVOICE』
照明徹底解説!その名も照らす解説!Vol.8です。

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今回は三匹の子ブタが題材になります。まさしく現代版三匹の子ブタです。舞台はテレビの収録のような場所、昔話の三匹の子ブタから始まるも出演者から色々声が上がり変わっていった結果、まるでお宅訪問のようなお話になってしまいます。劇中劇方式で物語が進んでいきます。

今回使用している機材はこちら
5P HEX
PINSPOT LEDII LEDピンスポット
FPC

明かりは今回初めて、画角を広げてミニシアターの外側を写しました。あまり周りが綺麗ではないので、なるべくわからないように雑黒を駆使して綺麗にしました。普段こんな場所で撮影しています。板を白黒に塗って600×1200の小さなミニシアターの中で毎回仕込んで照明を作っています。よく大きい劇場と間違えられるのですが、それは視聴者をうまく騙せているのでよかったです。毎回大きいと仕込みが大変なので、なるべく数を稼げるように工夫しました。

この記事に書かれている解釈は決して正解ではありません。見てくれた人たちが思った解釈もまた正解なのでそれは大切にしてください。
照明家の中佐が勝手にこう思って作ったと言う備忘録に過ぎません。
また、専門用語は解説を入れますが、私の解説なので正確性は保証しません。
間違ってたり、これもわからないよってことがあったらコメントください。

それでは本編をご覧ください。

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