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9月30日 日本に「クレーン」は○○万台ある!?

普段の仕事を離れた、翌日にちなんだ過去の出来事をネタに「頭の体操」。
そこから問いや興味を広げたり、抽象度を上げて他への応用を考えてみたり…
さまざまな「頭の体操」に活用ください!
頭の体操のための質問例はこちら。

→「クレーンの日」、去年の標語は、
「災害は慣れと過信に隠れてる 基本を忘れずクレーン安全」
どの業界でも慣れていることこそ何か事故や間違いにつながったりする点は共通のようだ。自分の仕事、業界で標語を作ったとしたらどのようなものが考えられるだろうか?


日本クレーン協会とクレーン・ボイラ安全協会が1980(昭和55)年に制定した「クレーンの日」です。

もともと両協会で別々に設定していたものを所管する労働省から統一を奨励され、現在の形となったそうです。

○○の日、というと最近では企業が団体がプロモーション目的で制定するケースが多いのですが、このクレーンの日は、クレーンでの事故を減少、なくすことを目的としていて、毎年ポスター(下写真)を作ったりして様々な活動をしているようです。

記念日制定の1980年(昭和55年)におけるクレーン等による労働災害は、死傷者数は6,011人、死亡者数は184人。

それが、令和2年には、死傷者数は1,589人、死亡者数は42人と減少しています。啓蒙活動の成果でしょうか。

日本クレーン協会 HP
日本クレーン協会 HP


ちなみに、クレーン、実は以下の通り厳密な定義があります。

クレーンとは、次の2つの条件を満たす機械装置のうち、移動式クレーンおよびデリック以外のものと定められている。
☑️ 荷を動力を用いてつり上げ(人力によるものは含まない)
☑️ これを水平に運搬することを目的とする機械装置(人力によるものも含む)


クレーンの設置台数は令和2年12月末時点で約13万台となっています。

日本クレーン協会 HP


クレーンの種類は以下のようにさまざまあるそうです。

ご興味があるようでしたら、日本クレーン協会のHPに図解されていますのでご参考まで。


最後までお読みいただきありがとうございます。
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