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11月17日 棋士の収入源は?

視野を広げたい、が、どうしても自分が携わっている仕事中心になってしまう…
そんな問題意識をお持ちの方に、その日にちなんだ過去の事象をビジネス視点で掘り下げています。普段の仕事や興味の範囲を超えて、視野を広げ、ビジネスの頭の体操をするのにぴったり。

 →部分は、頭の体操する上での自分に対する質問例、です。



日本将棋連盟が1975(昭和50)年に制定した「将棋の日」です。
江戸時代、将棋好きの8代将軍徳川吉宗が、この日を「お城将棋の日」とし、年に1回の御前対局を制度化したことが由来です。

最近では藤井聡太棋士の活躍で注目されています。
ネット中継などでも人気のコンテンツとのことで収入も増えているのだろう、と思います。

調べてみると、日本将棋連盟は棋士たちが運営している団体であることが分かります。プロ競技、というと、運営する経営やマーケティングのプロたちがいて、競技者はその中で動いている、というイメージがありますが、将棋は違うんですね。

日本将棋連盟のHPには情報公開ページがあり、収支報告が公開されています。


これをみると、収入は28億円程度で、その大部分を占めるのが、棋戦契約金収益(17億円)その他契約金も合わせると20億円になります。次いで、フォーラムなどの普及収益が4億円弱盤駒、扇子、書籍などの売上収益が2億円となっています。

その一方で、支出は対局料10億円弱賞金3億円弱が大きくなっています。

正会員が243名となっていますので、単純に対局料を一人当たりで割ると約4百万円となります(棋士の方の収入をこのように考えていいのか分かりませんが)。

→棋士の収入を今の倍に増やすにはどんな方法が考えられるか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
過去の投稿は以下にまとめていますので頭の体操ネタに覗いていただければ幸いです。



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