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1月19日 感染症で売上急増のあの家電!

今日は何の日?をビジネス視点で掘り下げ「頭の体操ネタ」にしています。
今日の「頭の体操」用質問例はこちら。

→感染症下で売上を伸ばす家電は何だろうか?その理由は何だろうか?


日本電気工業会が2006年に制定した「空気清浄機の日」です。
「い(1)い(1)く(9)うき」の語呂合わせが由来です。

日本電気工業会の統計によると、昨年2020年11月の空気清浄機の国内出荷台数は47万台、前年比167.9%と大幅増で過去最高でした。これは2020年の4月から8ヶ月連続です。

マーケティングリサーチ会社GfKの、感染症による家電・IT市場への影響に関する2020年4月のレポートによると、初期に急増したのが電子体温計、次にウェブカメラ、冷凍庫、PC用モニタと続き、4月に入ってから伸びを示したのが空気清浄機となっています。

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日本の空気清浄機は1962年(昭和37年)に松下電器が発売したものが最初とされています。

高度経済成長期で四日市ぜんそくなどの大気汚染が問題となっていた時期です。

その後、1980年頃からは花粉症が問題となり花粉除去を謳うものが、2000年ごろからは衛生意識高まりとともに、除菌を謳うものが、そして最近では各種アレルゲンの分解除去を謳うもの、デザイン性を重視するもの、と多機能化が進んでいましたが、近年は出荷台数は年間210万台前後で微減傾向でした。

実際、感染症前に出された日本電気工業会の「2020年度電気機器の見通し資料」では、空気清浄機について、2018年度実績の214万台から微減の207万台と予測されていました。


それが、11月だけで47万台ですから、急激な伸びであったことがわかります。

ちなみに、昨年2021年の11月は29.6万台と過去最高だった2020年11月から6割以上の減少となっており、需要が落ち着いてきたようです。


→感染症との付き合いが長くなることが予想されるが、家電では今後どのような動きがあると考えられるだろうか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
過去の投稿は以下にまとめていますので頭の体操ネタに覗いていただければ幸いです。




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