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【世界の結婚式を巡る旅】アルゼンチンの豪華絢爛な邸宅ウェディング

28歳の年に、約半年にわたって行った『世界の結婚式を巡る旅』。

旅に出ることを決意したいきさつについては、以下の記事を見てみてください◎

前回の記事はこちら。結婚式とは少し離れてある町に訪問した話です。


ボリビアからアルゼンチンに移動

さて前回はボリビアのオキナワを訪れた話で結婚式から少し離れてしまいましたが、次はボリビアを出てアルゼンチンの結婚式へ向かいます。

結婚式の日まで時間があったので、宿泊代の節約を兼ねてボリビアからアルゼンチンへの移動は、初の長距離バスを選択してみました。

背もたれは倒れるし車内はとても快適でした
ずーっとこんな景色
休憩所ではごはんも提供してくれます

一番高級なバス会社を選んだので安全ではあったのですが、バスターミナルでチケットを買う際の他の会社からの強引な勧誘や、国境での犯罪人かのような全身&荷物チェック、あとは途中で降りた場所で荷物を運んでくれたかと思ったらお金をくれと言われて心折れかけたり・・・、終いには途中で出た料理のどれかにあたってしまい、アルゼンチンに着いてから数日間はホテル待機となりました😢

この期間、なんだか気持ちが落ち込んでしまってて(オキナワで日本に帰ってきたかのような日々を過ごして寂しくなったのもある)、元気を出すためにレストランでごはんを食べたり(普段はスーパーのパンとかが主食)、観光に行ったり、とにかく心がポキッと折れないように過ごしました。

それでもなんだか・・とにかく辛かった思い出。泣きながら宿に帰った日もありました。

”Estancia Villa María” での結婚式へ

今回ご紹介いただいた結婚式は今までで一番規模が大きいものでした。事前のメールでのやり取りも、ウェディング会社の代表の方と直接ではなく、そのパートナーの方を通して、アシスタントの方とやり取りさせてもらっていました。

会場は、ブエノスアイレス市から約 1 時間の距離にある”Estancia Villa María”。広大な敷地にいくつもの邸宅やレストランがあり、乗馬やゴルフなどのアクティビティも楽しめる豪華なホテルです。

午後6時からガーデンにて挙式、その後巨大なテント(!?)の中で結婚パーティーが開催されるとのこと。なんとゲストは300人超え!

ウェディング会社のスタッフは、オフィスのある市街からミニバスに乗って会場へ向かうそうで、そのバスに同乗させてもらうことになりました◎

結婚式会場紹介

オフィスに訪問するとメールでやり取りをさせてもらっていたソフィアさんに無事に会うことができました。ミニバスには10名くらいの女性のスタッフさんが乗っていて、突然やってきた謎の日本人(私)にも皆さん優しくてホッ◎

会場に着くや否や広大すぎる敷地に驚愕!!

空の青と芝生の緑が美しすぎる

荷物を置いたらまずはミーティングとのことで、スタッフさんたち全員集合。本日のスケジュールを共有します。

その後は皆さん担当の持ち場に移動されて準備を進めていました。

それにしても、これはもはや結婚式というより文化祭?フェス?というような規模の会場。見学しながらその豪華さにただただ驚くばかりでした。

挙式会場

こちらはガーデンに設置された挙式会場です。

なにもなかったガーデンに緑のアーチ椅子音響設備が設置され、素敵すぎるチャペルが現れました✨

ワンちゃんもいました

入り口には、日傘うちわハンカチなどのガーデン挙式ならではのアイテムも◎クリアなウェルカムボードも爽やかでオシャレです。

準備段階から音楽が常に流れており素敵な雰囲気でした◎

それにしても何もない場所にこんなチャペルが作れるなんて・・・すごいの一言!

続いて、挙式会場から左側にある池に沿って移動すると、パーティ会場である巨大テントの入り口に到着。

テントのエントランスには、フォトスポットステージ休憩スペースなどがあります。

休憩スペース
リハーサル中のステージ

いよいよパーティ会場である巨大テントの中へと進んでみます!

パーティ会場

入り口には、フィンガーフードタバコのブースがありました。

まだ準備中
好みのタバコが作れるらしい

中央のダンスフロアです。こちらも準備中。
(でもすでにテント内とは思えないほど豪華!)

まるで夢の世界です・・・。開演が楽しみ!!

こちらは会場裏のキッチンの様子。大慌てで準備が進んでいました。
こういう舞台裏みたいなところ大好き~☺(笑)

いよいよ結婚式がスタート!

少しづつゲストが集まりはじめました。
ガーデンではドリンクが配られ、皆さん飲みながら待っていました(最高ですね)。

日差しを遮るものが何もないので、日傘やうちわが大活躍✨

生演奏が流れる夕暮れのガーデンは、最高に素敵な雰囲気✨

挙式スタート

18時になりいよいよ入場です◎(入場シーンはムービーでどうぞ!)

トレーンが長くて素敵なドレス
少しづつ日が落ちてきました

挙式は滞りなく進行し終了。
その後、新郎新婦はパーティ会場に歩いて移動していました。

続いてゲストもパーティ会場へ移動します。

池に浮かんでいるフローティングキャンドルが優しい光を放っていました。これもスタッフさんが一つひとつ浮かばせていたのを見ていたので、なんだか感慨深かったです。

パーティ会場エントランスのステージフォトスポットもライトアップされてさらに素敵に✨

こちらでも演奏がスタート
自由に撮影OKのフォトスポット

会場入り口のバーカウンターフィンガーフードも準備万端です!

パーティ開演前の雰囲気が分かるムービー。
新郎新婦とゲストの歓談の時間もあり、和やかな雰囲気でした◎

パーティスタート

音楽がパーティの始まりを知らせてくれました。
こちらはパーティ会場内のステージダンスフロア。つくられたテントの中とは思えない豪華絢爛さに感動✨

ダンスフロアの後ろにはソファが置いてあるスペースもあり、休憩ができます。シャンデリアがまた迫力ありますね!

こちらはゲストテーブル。
椅子がスケルトンなのも会場にマッチしていてとてもオシャレです✨

テーブル上に設置された装花も豪華!!

ステージにはアーティストのライブさながらのセットが。

弦楽器の生演奏をバックに、新郎新婦と親御さんとのラストダンス
映画でも見たことないくらい豪華で美しいシーンでした。

そうかと思えばクラブのような雰囲気になったり!壁のプロジェクションマッピングのような演出もすごすぎる・・・✨

女性ゲストだけの秘密の部屋?

今回初めて見たおもてなし演出をご紹介します。
メインのパーティ会場から廊下のような通路を抜けると、

女性ゲストが集う秘密の部屋がありました。
ここには休憩用のソファ全身が見える鏡、そしてメイクブースヘアメイクさんまで常駐しており、女性のメイク直しのためのお部屋だそうです。

化粧品も揃っているのでこの賑わい

またヒール用のカバーも自由に使えるようにセットしてありました。
「足が疲れたらヒールカバーを付けて少し休んでね。」という新郎新婦からの心遣いですね。

さてパーティでは、日本でいう余興のようなものはほぼ行われていなかったように思います。ゲスト300人超えともなると、それぞれが好きなようにこの時間を楽しんでもらうこのスタイルのほうが合っていると感じました。

真っ暗な夜空にピッタリな花火の演出も

ダンスタイム中にアナウンスが流れると、ゲストがみんな一斉に外へと移動。急いで外に出てみたらなんと!夜空に花火の演出が

真っ暗な庭園に浮かび上がる、星空と花火のコラボレーションは最高でした!!

まるでお伽話の世界のような結婚式

今回見学させてもらったアルゼンチンの結婚式は、一番見てみたいと思っていた海外の邸宅ウェディングであり、その中でも今まで見た中で一番規模が大きいものでした。

音楽の鳴りやまない煌びやかな会場と、夜空に浮かび上がる花火を見ながら、「私の旅はもうこれで終わりでいいかもしれない。」と思ったことを今でも覚えています。それくらい、まるで夢を見ているかのような最高の空間でした。

スタッフの方々のお仕事の様子も身近に拝見できて、とても勉強になりました。ゲスト数の多さに比例してスタッフの人数もかなり多く、文化祭みたいで本当に楽しかったし、なにより皆さん気軽に声をかけてくれて嬉しかったです✨

パーティ途中に出すプチギフトを急いで準備する様子
ごはん休憩もありました
ワンプレートを自分で自由に取れるようになってました

そして午前2時ごろに会場を出て、空港に向け出発。

お母さんくらいの年齢の女性スタッフの方が私を常に心配してくれていて、会場までタクシーを呼んでくれ、運転手さんに「あなた空港まで無事に送り届けないと承知しないよ。」的なことを言ってくれたこともとても嬉しかったです😢✨

そして旅は南米ラストの国、チリへと向かいます!

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