「企業内発明塾」の参加対象者は、どういう人が適切でしょうか?~よくいただく「ご質問」より
こんにちは。TechnoProducer 株式会社 CEO の楠浦です。
note では、よくいただくご質問にも、随時お答えしていきます。
今回取りあげる質問は、
「企業内発明塾の参加者として、どういう人が良いですか?」
です。
「企業内発明塾」に参加するのは「ハードル高そう」と思われているかも?
このご質問の背景には
「企業内発明塾って、結構ハードル高そう」
という印象があるようです(笑
いろいろ書いてますから、そう感じるのも無理はないか、と思ってます。
僕の個人的な経験と想いとしては、
「普通の技術屋さんが、ビジネスに踏み出すきっかけにしてほしいなぁ」
という感じです。
「普通の技術屋さん」
が、一つ目のポイントです。
ビジネスに興味がある「普通の技術屋さん」に、勇気を出して、力をつけ、実績を出してほしい
川崎重工業 入社4年目ぐらいの僕が、そうでした。
技術屋としては、一通りいろいろやって
「なんか、もっと新しいことやりたいなぁ」
「もっとビジネス寄りのことを、いろいろ考えたい」
という感じですね。
もちろん、そういう素養はゼロですし、アイデアもありません。
何となくやりたい、的な感じですね。
「過去の楠浦」が、御社にもいるはず~今だと多分、参加者候補から漏れてます
現状の企業内発明塾では、
「新しいことを、やらないといけない」
という方が、参加者の半数以上を占めておられます。
そういうミッションを与えられた方や、立場にある人、という感じですね。
しかし、もう少し、広く人材を掘り起こしていきたいという想いがあります。
「やらないといけない」
人だと、
「過去の楠浦」
は、漏れてしまってます(笑
僕は、特に
「新しいことやれ」
とは言われてませんでした。
「なんとなく、次世代の新しい事業/製品の事業化に携わりたい」
と思っていましたが、具体的なアイデアはありませんでした。
そういう人の声、というか、
「想い」
を吸い上げる仕組みは、当時の会社にはありませんでした。
御社にも、
「過去の楠浦」
は、いるはずなんですよね。
それが漏れてませんか、というお話です。
漏れてたら、もったいないかと(笑
そうでもないか(笑
「新しいことをやりたい」「社会に価値を提供したい」「技術だけでなくビジネスも」という「普通の技術屋」へ
この note は、
「新しいことを、やりたいです」
「社会に価値を提供したい、社会課題の解決に取り組みたい」
「技術だけでなくビジネスに興味あり」
という
「普通の技術者」
だった、過去の僕に向けたメッセージです。
参加者の中には、
「楠浦さんのアイデアと情報に、おんぶにだっこで、、、」
と、恐縮する人もいます。
その認識は間違ってます。
僕は、実行する人が一番偉いと思っています。
したがって、
「その場で、思いついたことは全部お話しする」
「調べた情報も、すべて提供する」
ことを、徹底しています。
「やるなら成功してほしい」
と思うからです。
「やるなら成功してほしい」~過去の僕へのメッセージ
当初のアイデアや企画通り行くことなど、まずありません。
企業内発明塾で考え抜いた企画も、所詮は
「最初の一歩」
にすぎないのです。
その先に、もっともっと、広い世界が待っています。
過去の僕へのメッセージです。
「アイデアも、情報も、必要なものは、すべてその場で手に入ります、やるなら成功してください」
以上です。
楠浦 拝
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