【世の中の話⑦】本田健さんの動画2

今回は、以前ご紹介した本田健さんの動画第ニ弾です。前回同様淡々とした口調で今後の世の中について語っています。

本題は10分ほど後から、今後の経済について自分なりの予測を立てて対処すべきことを訴えています。

1.IMFは恐慌に突入するとの判断。アメリカの自動車産業の売上が半分に。無金利3ヶ月据え置きローンのキャンペーンをしている。

2.アメリカ、ヨーロッパ、なし崩し的にロックダウン解除している。秋以降にしっぺ返しがくると専門家から言われている。

3.人生最大のアドレナリンを出して非常時のスイッチをオンにするべき。

4.失業率が20%を超え、産業ごとになくなることもある。例えば、航空業界は投資家のバフェットも見放した。

5.三つの提言
⦿必ず良い形になると信じてメンタルを強くもつ。
⦿現金を用意しておく。
⦿住む場所を変えることを考える。

6.国債が乱発され現在の金融資本主義が終焉し、徐々に新しい通貨の仕組みが構築される。

7.国連が進化した国際政府のような形となり、国家がなくなり、ローカルコミュニティーでの生活をすることになる可能性がある。

以上です。Facebookライブでの印象は、やや日本人に緊張感がないとのこと。予想以上の大変な時期になることを覚悟する必要がありそうです。

個人的には、好き嫌い関係なく、経済が行き詰まり銀行、貨幣のシステムが縮小していくかわりに今年スタートするとすでに発表されているFacebookの通貨=リブラ(ほとんどの大手クレジットカード会社が参加したコミュニティーの資本をベースにした新しい通貨)が拡大することになると思います。当然YoutubeやTwitter、Instagramなど全てが連結、運用されるでしょう。その際、個人情報とSNSやインターネットの利用履歴データをAIにより判断され、個人の信用度によって所有できるリブラの金額が決まる気がしてなりません。

最近の有識者の論調をみると、「お互い助け合おう、手を取り合おう、一致団結しよう」といった声が多く、人間性を問われる社会になることが迫っていると感じている印象があります。新しい通貨システムのキーがそこにあるからだと思います。

また、AmazonもFacebookと同様の通貨を発表するかもしれません。むしろAmazonのほうが、クラウドサービス(個人や企業のデータの保存)のシェアが圧倒的にあるところなので、主導権をとるかもしれませんが。いずれにしろ、想像を超えることが起きる時代に生きているということです。

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