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創作活動を、論理的行為が邪魔する時

音楽制作、一般的に言う創作活動をしていると気が付くことがあります
創作活動を「論理」が邪魔をするんです

ものつくりをしていると、行き詰まることが、よくあります

私の創作活動は、あーでもない、こーでもないって頭から湯気を出して、一度作っては自らダメ出しして作り直してみたり、出来上がるまで何度も何度もそれを繰り返して、要するに、試行錯誤を繰り返して作っているます (コレ別記事『発想は試行錯誤の上にやっと天から降りてきてくれるもの』にも書きました)

その時です、その時に、問題解決するが如く一所懸命考えて考え込んで、徹夜でもするかのように思案を続け、結果的に総和を大事にしてしまうような、「なぜこれを作るのか?」という理由説明ばかりを求めていたり、意味ばかりを通そうとしてしまったりすることがあります

この行動が「論理」的な行動なんですよね
論理的に物事を解決しようとする行為です

なぜこうなるかと自分に問うてみたんですが、それはやはり、ビジネスマン時代の方が圧倒的に長かったからでしょうか

ビジネスでは「論理」が大事ですからね
勤勉は美徳であるが如く、随分と鍛えました

物事を真実を、要素要素に分け、因果関係を調べ、それぞれの問題点を洗い出し、課題に落とし込んで、原因究明を行い、ひとつずつ解決策を出し、順序立てて実行、さらには評価軸も作って、次のアクションに繋げる、みたいなです

話を戻します

創作活動で行き詰まった時はどうすればいいか?

私の答えは「寝る」です

問題解決するが如く一所懸命考えるんじゃなくて、寝るんです

そこまでにインプットしてきたもの、作ってきたもの、考えてきたことを、漬け物の如く漬け込むというか一旦寝かせる。感覚的な言い方になってしまいますが、敢えて頭に余裕を作り出すような、自分の直感に組み合わせを委ねてみるよーな感じを作るんです

自分なんだけど、自分の他人に放り投げてみる感じです
そして、自分が戻ってきてくれるまで待つ、寝て待ってみる
すると、起きた時、そのリラックスした瞬間に、改めて創造が出てくる湧いてくる

なんでしょうね、さっきまで足掻いてた事が嘘のように、サクサクと創作ができたりします

感情の中の一つの「怒り」は、人にそのままぶつけると、悪影響を及ぼしてしまう。だから、怒りを覚えた場合に「6秒待つ」と言う、アンガーマネージメントがあります。6秒待ったら普通の人間は良くない感情は収まるらしいです。私が言ってる「寝る」と言うのは、時間差はあれど、ある意味、これと似ているのかも知れませんね

あっ! また、論理的に言ってしまったぁ

論理思考や論理的行動が悪いと言っているんではありません
発想やアイデアを出しながらものを作る創作行為では、論理的に物事を解決という行為は、あまり適したものではないかもしれないと、実際にやっている自分の体験談でした


そんな、寝て起きて作った作品です
それでは聞いてください 桃山イチ「心の奥にある星を探しにゆく」(アルバム 輝くものは満ちるものかな 内)


最後まで読んで頂きありがとうございました。
心のありようを大切に。

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