フリーランス、スーツを買う。
時代に合ったスーツって?
フリーランスになって以降、市役所に勤務していた時と比べてスーツを着る機会は激減しました。
もちろん着たいなら着ればいいだけの話なのですが、その人の第一印象を決める装いに関してはシチュエーションに合わせて慎重に選びたいところです。
オフィスカジュアルやクールビズが普及した昨今、世の中の装いは全体的にカジュアル化しており、昔のようにカチッとしたスーツを纏えばいかなるシチュエーションにも対応できるという時代ではなくなってきていると感じています。
そんな中で僕が注目しているのはスーツ本来の上品さと時代に合った程よいカジュアルさを両立したスーツです。
上品さとカジュアルさのバランスを考慮して何年も着続けたいと思える一着に出会うことが僕の大きな関心ごとになっています。
今回オーダーしたスーツはまさにそんな考えを具現化できた一着です。
完成したスーツがこちら
詳細
[生地]
KUNISHIMA コットン100% 300gms前後
[色]
ネイビー
[ジャケット仕様]
アウトポケット、サイドベント、裏地カーキ
[トラウザーズ仕様]
ワンタック、サイド尾錠、裾ダブル
[ボタン]
ブラック/ホワイト
[store]
フィボナッチ紳士洋品店
豊富な知識と念入りなコミュニケーションにより理想の一着をプロデュースしてくれるフィボナッチ紳士洋品店さんにてオーダー。
大切にしたこと
写真ではタートルネックにスニーカーといったカジュアルな合わせ方をしていますが、シャツとネクタイ、革靴を合わせることも想定してオーダーしました。
①生地は起毛コットン
カジュアル素材の代表格であるコットンを選びました。
身に付けるうちにウールに比べてはっきりとしたシワが各部に付いてくる点もカジュアルで程よい味わいになります。
このコットンはやや起毛しているため、通常のハリのあるコットンと比べてカジュアル感は抑えめ、触り心地もなめらかです。
更にカラーはフォーマルなスーツでもお馴染みのネイビーにすることで、全体のカジュアルさを上手く引き締めてくれています。
②随所にクラシックな要素
時代に合わせてカジュアルさを意識しつつもクラシックな要素を大切にしています。
ジャケット→長めの丈
トラウザーズ→深い股上、サイド尾錠、ワンタック
個人的にベルトはトップスとボトムスを視覚的に分断してしまうので好みではありません。
サイド尾錠を取り付けてベルトループを付けない設定はぴったりなサイズが実現するオーダーならではのディテールですね。
③国産生地と国内縫製
日本のものづくりを応援したい気持ちもあって国産生地という点に魅力を感じました。
更に海外の生地の価格が高騰している昨今、相対的に国産の生地が安くなっていることも注目です。
国産生地を国内で縫製しているというストーリーがより愛着に繋がりそうです。ぜひ作り続けてほしい!という願いも込めて今後も国産生地に注目していきます。
さいごに
今現在の自分の仕事や環境にピッタリなスーツを考えてオーダーしてみました。
スーツの良さでもあるトレンドに左右されない部分と時代や環境に合わせたカジュアルさの部分を両立させて選ぶのはとても面白いですね。
大切に着続けたいと思います!
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