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俳句 作品一覧

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俳句作品の一覧です 1句ずつ発表順にご覧いただけます
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2020年8月の記事一覧

住む街が問いかけてくる秋の灯よ

住む街が問いかけてくる秋の灯よ

季語:あきのひ( 三秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
句の先の世界をたのしんでいってください

むくどりよ建ったばかりの一軒家

むくどりよ建ったばかりの一軒家

季語:椋鳥( 三秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
句の先の世界を楽しんでいってください

来世にはらい世のなやみ曼珠沙華

来世にはらい世のなやみ曼珠沙華

季語:まんじゅしゃげ( 仲秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
曼珠沙華は、彼岸花のことです

中年の笑顔くしゃくしゃぬくめ酒

中年の笑顔くしゃくしゃぬくめ酒

季語:ぬくめざけ( 晩秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
句の先の世界を楽しんでいってください

ほしぼしがながれてここに天球儀

ほしぼしがながれてここに天球儀

季語:ながれぼし( 三秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
天球儀は、
天球をかたどった地球儀のような模型です

星あかりたたずむ橋の名もしらず

星あかりたたずむ橋の名もしらず

季語:星月夜( 三秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
名前がわからない橋、けっこう多いです

京よりも奈良のふかさよあきの色

京よりも奈良のふかさよあきの色

季語:秋の色( 三秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
秋の色は、景色などの秋らしい色あいのことです

りんごひとつ置かれ現代アート展

りんごひとつ置かれ現代アート展

季語:林檎( 晩秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
句の先の世界をたのしんでいってください

立って見て居てみて月の明るさよ

立って見て居てみて月の明るさよ

季語:つき( 三秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
伊勢物語、「立ちて見、居て見」は印象的でした

ひとそだて都市そだててよ秋の土

ひとそだて都市そだててよ秋の土

季語:あきのつち( 三秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
人の暮らしは大地あってこそです

月を見て三日こころのしずかさよ

月を見て三日こころのしずかさよ

季語:つき( 三秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
しずかに過ごすこともできる、そんな時期です

待たされて月スクランブル交差点

待たされて月スクランブル交差点

季語:つき( 三秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
帰りの信号待ちは、心にすこし余裕があります

とうめいな傘でゆく都市秋しぐれ

とうめいな傘でゆく都市秋しぐれ

季語:秋時雨( 晩秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
透明傘を使う方々、今では大多数になりました

目つむってしずかな光ひぐらしよ

目つむってしずかな光ひぐらしよ

季語:ひぐらし( 初秋 )

俳句は余情をたのしむ文芸です
蜩が鳴きだすと夏の終わりと秋の始まりを感じます