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韓国ワーホリ生活 42

僕達は夜のホンデを当てどもなくぶらぶら歩いていた。

小さなライブハウスの前を通って、フォークのライブをやるようだった。

入ってみようという事になって、入ってみた。

椅子が並んでいて、しっとりした感じだった。

そんなに人はいなかった。身内ノリという感じ。

1つだけバンドが出て、ハードコアみたいなのをやっていた。

あとは、ソロのフォークミュージシャンが3人位歌っていた。

かやちゃんが歌わせてもらえるか聞いて来るよと言い出した。

それで、関係者に話をして戻って来た。

最後にちょっとやっていい事になったそうだ。

それで、最後にかやちゃんは3曲位やった。

ライブが終わって、出演者の兄さん姉さん達に良かったよーなんて言われておしゃべりしてて、そのままの流れで打ち上げに参加した。

みんなとても友好的だった。みんなでお喋りをして沢山酒を飲んだ。

バクダンは知ってる?なんて言われてバクダンを飲んだのもあって随分酔っぱらった。

バクダンは、グラスに入ったビールに焼酎グラスごと焼酎をどぼんと入れて飲む飲み方。

2日後位にまたライブやるからかやちゃんも時間貰って出る事になった。

明け方にタクシーに乗って帰った。

翌日、かやちゃんが昨日買ったドングリの豆腐を食べてみたいと言うのでキッチンへ行った。

お母さんが、なんでそれなの?と不思議そうだった。

味が知りたいのでかやちゃんは何もつけずに食べると言ったらお母さんがほんとにいいのか?味無いよって何度も聞いた。

かやちゃんさやちゃん食べてみて、味無いね、でも面白いって言っていた。

お母さんは不思議そうに見ていた。

僕の帰る日が近いから、イテウォンでご飯を食べようとジス誘われていたのだ。

それで、3人で電車でイテウォンへ行った。

街をぶらぶら歩いてたら、ヨレヨレのろくでもなさそうな爺さんに声を掛けられた。

日本語が喋れる人で、案内してやると言っていた。

僕は嫌だったけど、かやちゃんさやちゃんがふらふらついていくのでついて行った。

ただ単にうろうろしたり、屋台の乾物をちょっともらってつまみ食いしたりした。

僕はしっていたので、反応があまり良くなかった。それで、じいさんになんだお前みたく言われた。

そうなるだろうなーと思った。

それで何事もなくじいさんと別れた。

しばらくして、ジスが来た。

車で現れて、友達の男の子が運転していた。

男の子は今徴兵制で自衛隊へ行っているとの事だった。

胸筋がプリンとしていた。

5人でインド料理屋でご飯を食べた。

帰る前にもう一回会おうという事になった。

ジスの地元のスウォンで会う約束をした。

翌日は3人とサンヒでインサドンへ行った。

サンヒが、かやさやちゃんをインサドンへ連れて行ったらいいのでは?と言っていたので。

インサドンをぶらぶらしてお土産屋とかいろいろ見て回った。

ヒッピーみたいなお兄さんが店主の韓国料理屋でご飯を食べた。天気も良くのんびり出来た。

両替屋でレートが良かった。

その後、サンヒは用事があるので別れた。

ミノに誘われていたので、ミノの故郷の方へ行った。

地下鉄で北の方へ行った終点だった。1時間半くらいかかったような。

この距離なら、シンチョンで下宿するのも分かるなと思った。

ミノと会った時には暗くなっていた。

一旦ミノの実家に行ってから駅前の街へ行った。

田舎だけど、駅前は繁華街が会って、そこそこ店もあった。

ご飯を食べてから、ミノの友達の男の子2人合流してカラオケに行った。

その後、友達2人は帰って僕達4人はチムジルバンに行って寝た。

つづく。。。

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