初めて買ったCDの思い出
人生で初めて買ったCDとは、音楽を生業としている身としては非常に重要な思い出なのであります。ある意味原点であり、スタート地点であり、全ての起源と言っても過言ではない。
D-51「NO MORE CRY」
ドラマ「ごくせん」の主題歌として一躍有名だったこの曲。
ヤンクミが大暴れしてヤンキー達をばったばったとふっ飛ばしていたのが懐かしい。あの時は豪華メンバーが出演してたような気がする。
あの頃流れてた曲の中でも、この曲は群を抜いて好きで、何回もリピートして聴いてた記憶がある。当時発売されたばかりのこのCDを買ってもらったのが確か小学生の時…かな。当時CDプレイヤーがなくて、車の中のCD再生プレイヤーで聴いていた。何度もリピートして飽きるんでないかというぐらい聴いていたよ。
人生で初めて買ったCDとしては、D-51のこの曲ですね。
MONOEYES「My Instant Song E.P.」
憧れのミュージシャン、細美さん。
エルレが活動休止して、the HIATUSで活動していた細美さんが、突如新プロジェクトを発表したのである。その内容は「もうひとつのバンドをやる」というもの。
その発表からずっと音源の公開を楽しみに待っていた。そしてついに、バンド名「MONOEYES」と、最初のCD「My Instant Song E.P.」の発売が発表される。発売されるや否や、当時専門学生で、アルバイトをして生活費やお小遣いを稼いでいたおれは、喜び勇んでCDショップへ走ったのを覚えてる。
アルバイトをして自分で稼いだお金で、初めて買ったCD。
CDプレイヤーに盤を突っ込んで音を流した時の衝撃と、自分のお金で買ったというところの嬉しさで、当時は未成年だったからコーラを飲みながらひとり乾杯をして何度もCDをリピートさせていた。
「自分で稼いで買った初めてのCD」として、このCDが挙がります。
自分の人生に於いて、時に寄り添い、時に背中を押してくれる、そんな存在である音楽。僕らはいつだって、当時聴いていた曲を聴き返すと、あの頃に戻れるんだ。
あなたの初めて買ったCDは、なんだい？
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