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biwars1111
猫との生活
ふわふわ、ふさふさの毛に顔をうずめる。
黒色の細い毛は、大きな窓から差し込む太陽の光でキラキラと輝く。
そっと撫でると同時に、干した布団とも
生々しい動物の匂いともいえるような芳しい香りが鼻をかすめる。
それを鼻いっぱいに吸い込む。
んあーいいにおい。
私はこのひとときが好きだ。
いつもなら、
オマエの事情なんてしらんとばかりに、
ところ構わず上に飛び乗ってくるくせに。
昼間の、
ちょうどこういう眠たくなるような陽気にしか
無防備に横たわって、自分の身体を人に預けてはくれない。
どうせこの時間はこの子の気分ですぐに終わってしまうから。
それまで私は堪能しよう。
気まぐれに与えられた、いつもより長く許されたこの触れ合いを。
最後まで。
以上、私の妄想でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました!