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3行日記 #186(魚のお盆、雨合羽、貼らせてよ)

五月十九日(日)、雨

曇天がひろがり、朝から小雨が降り続いていた。

午前、バザーをやっているという情報を妻が聞きつけ、行ってみることにした。途中、壊された燕の巣のところで、あきらめるものかと、また巣を作りはじめようとしていた。会場に到着。のぼり旗には楽市楽座と書いてある。入口には花や家庭菜園の苗、屋内の一階にはおもちゃや古本、洋菓子、コーヒーなどがあり、二階でバザーをやっていた。おばあちゃんが参加していた女性会のバザーとほぼほぼ同じ内容だった。一通り物色し、魚の絵が描かれたお盆、肩車した猿の伏見人形、犬の刺繍がほどこされた鏡ケースなどを買った。妻はお菓子釣りをやっていた。お菓子の小袋につけられたクリップに釣り竿から垂らした磁石を近づける。参加料は百円だったが、バケツ一杯のお菓子をゲットしていた。餅チョコ、どこで売ってるんですか? と気にしていた。その後、一階でシフォンケーキを食べながらコーヒーを飲んでいると、某党代表がSPを引き連れてやってきた。こんなところにも来るのか。もしかして、小学校のペタンク大会にも顔を出したのだろうか。十分ほどで帰っていった。お義母さん希望の花の鉢と大葉の苗を買った。妻の実家に立ち寄ってバザーのことをおばあちゃんと話すと、女性会と楽市楽座のグループはライバルらしい。

午後、エジプトの原稿。

夜、妻の実家でいただく、ハンバーグ、鶏つくね、アスパラ、キウイなど。チャックの散歩、雨が降り続いていて気温が下がっていたので、何か羽織るものを借りることにしたのだが、妻が持ってきてくれたのは、おばあちゃんの赤い雨合羽だった。ガード下を行って戻って帰宅。エジプトの展示の話を進めたのだが、妻はどうしても文章を壁に貼りたいようだ。妖怪、貼らせてよ〜。

#3行日記

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