無縄自縛

無縄自縛

あの一休さんの話の中で出てくる言葉です。
彼は禅宗の臨済宗の僧侶。

でもまあ突飛な人というか、
サイケデリックな人という印象。

というのも、
自分のウ◯チをお経に乗せてきて、
弟子などに見せたのだとか。。。。

「大切なお経になんてことを・・・」
という周囲に対して、

「そうやって勝手にお経がありがたいなんてアホなことを言うのは、
まさに縄もないのに、縛られる無縄自縛だ！」
と、返したとか。

人が勝手に決めたものをご利益があると言って、
生きるなんて不自由なのでは？
と言いたいのです。

それに引き換え自然界の動物は、
実に自由にのびのびと生きている一方で、
人間は動物以下の自由しかない。。。

なんとも、その通りだなと。。。。

例えば、
人と会って話すのが苦手だと思っていると、
その思いに縛られてしまい、
自由でない状態になってしまいます。

自己暗示もそうです。

だから、ポジティブな意味での
無縄自縛ってのある気がするんですよ。

それこそセルフエスティームが高い人がそうで、
ある意味勘違いをしているくらいが
人生が楽しいような気がします。

そうは言っても、難しいのは百も承知です。

でも自分が縛られていると感じることがあったなら、
それは自由になるサインかもしれませんよ。

だって、自分が欲していない状況だってのが分かったのですから、
そこから1ミリでも変えるように少しづつ行動を重ねていけるからです。

まあ、思いっきり逃げちゃうってのも良いんですよね、本当は。
私はそうしちゃうことがあります。

陽が当たって暑いって文句を言うくらいなら、
自分で木陰に移動しちゃえば良いと思っています。
敷物とクッションと冷たい飲み物とお気に入りの本とスマホを持って。

自分で決めて入った木陰ほど心地良い処はないのでは、
と思っています。

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