小さな決意とアップルパイ
ワタシはよく、アップルパイを焼く。
と言っても、パイ生地は冷凍パイシートなんだけど。
砂糖を使わず、リンゴとオリゴ糖をじっくり煮込んで、シナモンパウダーを少々。
冷蔵庫でよく冷やして、パイに包む。
底までしっかりこんがり焼き上げる。
そのシンプルな工程が、地味に難しかったりして。
特に包む工程。
その日の気持ちが作業にも表れる。
パイが破れたり、網目模様がくずれたり。
中に詰めるリンゴのフィリングが温かいと、生地のバターが溶けて上手く焼けなかったり。
真夏なんかは特に生地がデロデロになり、形が保てない。
むずかしい。だけど、上手くいくと楽しい。
そんな、生地とのコミュニケーション…もっといえば「対話」の時間が、ワタシはとても好きだ。
料理は
自分の腹を満たすための最低限の「エサ」づくりと
ココロを満たすための「対話」
このふたつに分けるのが、自分にとっては丁度いい
結婚しても、仮に子どもができても
この対話の時間を何とか死守したい
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