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かれこれ10年通うラーメン屋さん

この記事を書いているのは梅雨明けした真夏。

毎日うだるような暑さが続く真夏です。

先日久しぶりに行きつけのラーメン屋に食事をしに行ったのでそちらを少し書いていきます。

完全に趣味記事ですね😅

気軽にそれではいきます。



勝手にラーメン好き認定しちゃう




近所には徒歩圏内に行列しているラーメン屋も数軒あり、直射日光バチバチの炎天下の中、外で待っているお客も毎日見られます。

暑い日に熱いラーメンをすすりさらに汗をかく💦

換気も徹底しないといけないので、ラーメン屋によってはエアコンが効いていない店もあり、その点真昼の暑い時間帯にラーメンを食べに来る方は僕は勝手に"ラーメン好き"と心の中で認定しています。



やはり真夏になると客足にも影響してくるお店もあるみたいで、暑い日にラーメンが恋しくなるわけではなく、あの店のあのラーメンが食べたくなる、もしくは気分でなんとなく食べたくなるそんなイメージが多いのではないでしょうか?



外は炎天下で湯気たっぷりのラーメンをふーふーしがら啜る。注文してから自分に着丼する前に他人の食事シーンを横目でチラチラ見てしまう。

「うまそうに食うなぁ」

「お!白飯に備え付けの豆板醤をのせた!」

「ニンニク入れたからには今日はラフな日なんだな」

スマホをいじりながら気持ち悪い観察をしています。

それでも暑い日に苦悶な表情どころか汗をかき必死にラーメンに食らいつく。幸せそうにラーメンを食べる姿を見るとラーメンの一杯の素晴らしさを改めて感じます。

心の中では「君たちは同志だ!」とつぶやき・・・😂

「ラーメン好き認定書」を密かに心の中で差し上げています😆

そうラーメン好きの方は時間帯でもよくわかりますね✨



10年通うラーメン屋さん



僕は元々ラーメンにはさほど興味はありませんでした。

しかし、友人に連れられた家系ラーメン(醤油豚骨)に感激することがあり、そこから健康診断に引っかかるまで色々なラーメンを食べてきました。



その中でも当時感激したラーメン屋の弟子が新店舗をオープンしてからかれこれ10年以上そこへ通っています。(車で1時間半)

なぜ僕がそこが好きなのかと言うと、お客様側もラーメンの奥深さを肌身で感じられる1杯だからです。


ラーメンに限らず、あそこの店の”アレ”が美味しいってあると思いますが、店によっては生き残のために新商品を出すのは当たり前ですし、気分によってはお目当ての”アレ”以外に目移りをしてしまい、自分の意思決定の弱さに後悔してしまうこともざらにあります😂

僕は他のラーメン屋に行った時はつけ麺や味噌や塩など他の商品も食べますが、その点行きつけはの店はラーメン1種類で勝負しているところが好きなのです。


「あそこにいけば確実にあの味が食べれる」

と意気揚々と車を走らせます。


しかし、店主は情熱を込めてそんな客に応えないといけません。

周りには行列店もあり立地もすごくいいわけでもなく、店構えもいい意味で味があると言いますか。

店内は1人で切り盛りしており、ラーメン一杯に熱心に研究を続けている店主でもあります。

大概はチェーン店は豚骨を焚いていないのですが、そこはしっかりと寸胴2つを駆使して豚骨を焚いており、一番怖いのが”コゲ”で、温度調節や水の継ぎ足しのタイミングを見ながらラーメンを作っています。
そこを失敗すると完全アウト。しかも味に変化が出やすいので時間帯によってはバラつきが出やすいです。
それを一人でせっせと切り盛りをし、僕を見つけては他愛もない話をし始める(ヒマな時だけ)

なんとも忙しい、いや、忙しくしてる?どっちも兼ね備えてる憎めないラーメン屋です。



そんな頑固なイメージですが、店主は元プロボクサーから警察官になりラーメン屋を始めた経歴を持っており、ボクサー当時は竹原慎二さんが現役時のスパーリング相手だったそうです。

いささか怖いイメージですが全くそうではなく、新店舗開店当初は

「味はどうですか?」

「しっかり豚骨出てますか?」

「しょっぱくないですか?」

とか細い声で不安気に何回も聞きにきました😂

異様に味変トッピングに拘っていた時もあり、今でもとろろ昆布があったり、卓上に魚粉が置いてあったりします。

ラーメン自体はやはり豚骨を焚いてある分しっかりと濃厚でありながら、塩分とのバランスがよく食べていても飽きない美味しさです。



家系ラーメンは塩分がすごく強い店が多くなってきている傾向もあり、師匠のお店では塩分が高くなり当時の味とは変わってきている傾向にあります。師匠の店はそちらの方が客ウケが良いと定義したみたいです。さらにチャレンジ精神たっぷりで今も様々な新メニューを続々と出しています😊



それでも変わらぬ味を守るつつある通っているお店。か細い声での「いらっしゃいませ〜」とは裏腹に頑固一徹な味を守っています。

一杯に魂を込めて数年に1度マイナーチェンジを繰り返すそのラーメン。

先日はチャーシューをリニューアル。元々二枚乗っているのですが、一枚は燻製チャーシュー、もう一枚は炙りチャーシューとあります。今回は燻製チャーシュの方の製法を変え、しっかりと余分な脂身を削ぎ落とし、スライスの厚みを計算し始めてから、燻製と豚臭さが無くなりそれでも柔らかく肉の旨みをしっかり感じ取れました。

炙りはホロホロと崩れる柔らかさでそれでライスがいけちゃいます😆

その効果が相まって終始夢中に食べてしまい結局いつもはスープを飲み干してしまう。僕はそのぐらい好きな店です😊



誰にでもあるお気に入りなお店



今回はトップ画面の写真でのラーメン屋さんのお話をしましたが、あそこの店のあの味が好き!と言うのは誰でもあるのではないでしょうか?

ですが世の中の飲食店は大変な窮地に立たされています。

ラーメン屋の店主も

「僕一人で切り盛りしているし今も夜は開けない(開けると赤字になる)給付金でやっとトントンな感じだから、従業員が多い店はもっと大変なはず」

と言っていました。


お金儲けだけではなく、美味しい物をたくさん届けたい!という思いが強いから飲食店は成り立っていると思いますし、それを根源から封じ込めてしまう対策も今必要?と疑問にすら思います。


もう限界!店をたたもう!と決断する店が今も増えています。


あの手この手で生き残りをかけているお店を絶やさないためにも、感染対策をした上で美味しくいただくことがお店にとって救いになります。

少子高齢化で伝統の味も引き継げないお店への拍車をかけている状態。

結局僕は、あの味も好きだけど必死に切り盛りしている店主の人間味も好きで通っている部分もあります。たかが一杯ですが人間模様や繋がりを生むラーメン。これからも支えていきたいと思っています。

あのお気に入りの味を無くさないためにも美味しく食べてお店の継続を協力してあげることが今出来ること。そう思っています。




そんなラーメン記事を書いていたらお腹すいたのでラーメンでも食べてきます😅

ここま読んでくださりありがとうございました。

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