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【ねこの経済視点】裏を読む

① 米雇用、9月33.6万人増

 今後の波乱要因は大規模なストライキだ。9月の雇用統計には自動車大手に向けて始まったストの影響は反映されなかった。10月からは医療業界でも大規模なストが始まり、雇用者の伸びに影響する要因になりうる。
 自動車生産の減少によりコロナ下で起きたような商品不足に陥ったり、労働組合の賃上げ要求が通ったりすれば、インフレ率の高止まりにつながり、物価安定を目指すFRBの金融引き締めが長期化する可能性もある。

日本経済新聞

平均時給の伸びがやわらいだことで好感された注目の雇用統計。懸念点としてはストライキの行方。想定以上に長引いたりしたら、ちょっとまた嫌な雰囲気になりそうにゃ。


② 「中国成長5%」今年の予測下振れ

 一方で、景気浮上の兆しもみえる。9月の製造業の購買担当者景気指数(PMI)は50.2と6カ月ぶりに好調・不調の境目である50を上回った。製造業を中心に一部の経済指標では持ち直しの動きも出ている。消費でも不動産などの耐久消費財は低迷するが、旅行や飲食といったサービス関連は好調を維持している。
 オックスフォード・エコノミクスの陳進来氏は「景気刺激策や景気循環による押し上げがみられる」とし、「景気は7月に底入れした可能性が高い」とみる。

日本経済新聞

不動産不況にあえぐ中国。一部指標では明るい兆しも見え、すでに底入れしたという見方も。ただ、ドクターカッパーの異名を持つ銅価格が4カ月ぶりの安値になってて、中国の景気減速の度合いは気になるところにゃ。

③ 【Foresight】米金利上昇、日本株をどう見る 中国依存低い銘柄に注目

 「中国経済との関連性を他国と比較すると、実は日本はリスクの低い投資先だ。当社が調査対象としてカバーする企業の中国売上高比率では日本は5%程度にとどまる。米国(16%)や欧州(7%)よりも低い。中国株との相関をみてもオーストラリアや韓国などに比べて低い」

日本経済新聞

米欧と比べて相対的に日本は中国依存度が低いところも日本株買いに繋がっているんだにゃ。注目セクターは建設・不動産だそうにゃ。中国ももう頼りにならないから内需関連銘柄が有望なんだそうにゃ。ちなみに、円相場は130円台まではセーフだけど、110円までいっちゃうとさすがに悪影響が出てきそうなんだそうにゃ。

三連休ですにゃ🎵


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