会社内における民主主義は必要か?意思決定、経営判断とは?
皆さんは、会社内で何かを決める、実行するときってどのような意思決定、経営判断のプロセスを実行しているでしょうか?
今回は社内における民主主義について投稿させていただきます。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、【会社内における民主主義は必要か?】について書きたいと思います。
本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・意思決定が苦手な方
・MTGを行っても話がうまくまとまらずに悩んでいる方
民主主義とは?
民主主義国においては、立法者や政府ではなく、国民に主権がある。
会社内の民主主義とは?
社内で何か物事を決めようと考えた際に意思決定のプロセスがあると思います。
情報収集→リスク分析→稟議→決裁→実行
民主主義というのは端的に言ってしまえば多数決で物事を決めましょうということです。
皆さんも会議やMTG等で議論する中で多かれ少なかれ多数決で物事決まっているなと感じる場面はあるのではないでしょうか。
会社内の民主主義は必要か?
結論、必要なケースは極僅かだと考えます。
理由としては以下の通りです。
・多数決で決めるということは、リスク回避やタスクを増やしたくないという方向性に行きがちだから。
・会社として意思決定をする必要があるが、個人単位での意見、思考に流されてしまう。
上記が主な理由としてあります。
もちろん働き方改革等社員個人個人に影響を及ぼすものについて、民意(社員の意見)を大切にする必要はあると考えます。
しかしながら、上記理由を見ていただき皆さんはどうお考えでしょうか。
言葉選ばずに言うと、社員は楽な方へ、楽な方へと考えがちだと思います、当たり前ですよね、同じ給料なら少しでも仕事が楽な方がいいに決まっている方です。
つまり民主主義で決めましょう(みんなで話し合って決めよう)というのは経営者のオーナーシップが欠如した状態といわざる負えません。
わかりやすい例で言うと、楽天や、ソフトバンクといった一代で築き上げた経営者は、オーナーシップを発揮し経営を主導しています。
その分社員の方は大変な部分もあると思いますが、結果として会社の発展、事業の拡大に成功しています。
反対に日本の伝統産業である製造業については、昇格人事による社長就任が常です。つまりプロ経営者ではないということです。
そのため新卒から40年ずっと社内で民主主義に慣れた方が、いきなり社長就任でオーナーシップを発揮することは現実的ではないため、他国から買収されたり、事業規模縮小という事態が起きています。
あなたの今在籍されている会社はどうでしょうか?
今日一日目線を変えて過ごしてみてください。
以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
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