(続)起業のメンタル~3要素の取得法~
先日、『起業のメンタル~焦らず、さぼらず、真面目である~』という投稿をさせて頂きました。
今回はその中で必要な3要素を、サラリーマン時代にどうやって取得するのか?という点に着目しお話いたします。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、【続 起業のメンタル~3要素の取得法~】について書きたいと思います。
本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・将来起業してみたい方
・自分が起業に向いているかわからない方
営業に限らずすべての仕事に言えることなので、是非参考にしてみてください。
3要素取得法①焦らない
自分の勘で仕事をするのではなく、仮説根拠に基づいたKPI設計を行う事で焦るという感情を仕事で排除する。
サラリーマンであっても年間の目標やミッションは会社から与えられると思います。
その目標やミッションを仮説的根拠に基づいて達成までのロードマップをKPI設計する癖をつけることです。
皆さんKPIというとめちゃくちゃ細かい行動分析というイメージを持たれることが多いですが、どこまでの粒度でKPI設計をするかはその方個々の性質により異なるので、細かくすればよいものでも無いと思われます。
【例】
人材紹介事業部
年間目標 8000万円
・KPI定量
月売上 800万円
月面接設定 22件
平均単価 180万円
Sクライアント 80社
・KPI定性
年間 フィー100%契約受注
月 毎月クライアントと会食セッティング
週 チームの案件を全て理解し終える
日 勤務時間の半分(4h)をカウンセラーとのコミュニケーションに充てる
上記KPIは私が実際に人材紹介会社に在籍していた最後の年に定めていたKPIです。
結果としては、年間9100万円ほどの個人営業実績が残せました。
一つ一つ解説すると長くなるので割愛しますが、皆さんはKPIどんな形で作成してますか?一度書き出してみるのもよいかもしれません。
3要素取得法②さぼらない
KPIを設定すると、基本的にさぼることが難しくなります。
なぜか?仮に月の目標を達成したとしても年間の目標は達成できていないという状況になりますし、日、週にやるべき定性的なKPIも達成できなくなります。
いい意味でKPIで自分を律することで行動を一定に保つことが出来るようになります。
サラリーマンであれば目標達成してもしなくても死活問題にはなりませんので、是非このさぼらないという習慣を身に着けていただければと思います。
3要素取得法③真面目である
私は、サラリーマン時代に売り上げの平準化という言葉を部下に対しても多用していました。
なぜか?サラリーマンの中には、一部頑張りすぎてしまう人種が存在します。
目標を達成しても仕事をし続けてしまうタイプの方です。はたから見ると非常にやる気があって会社への貢献性が高いタイプに思えますが、私から見ると全く違います。
サラリーマンである以上は、会社から与えられる目標をクリアし、その対価として給与を得るという考えをしっかり持ち、必要以上の努力をすることは悪だという考えです。
頑張りすぎるタイプの人間が評価されてしまうと、社内における労働の対価はどんどん低下し、最終的に搾取される状態に陥るからです。
大切なのは、会社から与えられる目標に対して確実に達成する責任感が重要なのであって頑張ればよいというものではないと思っています。
最後に
独立するとがむしゃらに働いてしまう人がいます。1日先、1か月先が見えずに不安だからです。
でもそれはサラリーマン時代に自分をコントロールする術を身に着けていないがために起こる事象です。
そういった方は色々なものに手を出し結局自滅してしまいます。
独立を考えている方にお聞きします。今自分をコントロール出来ていますか?
会社という枠の中で自分をコントロール出来なければ独立という枠の無い世界では100%自分を見失ってしまうことになります。
以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
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