『1984』お勧め本の感想
皆さん本は読んでいますか?
これまで谷田部の流儀では私が読んで心に残った本のご紹介をさせていただいておりました。
前回は『ガリバー旅行記』を投稿させていただきました。
今回は『1984』という本をご紹介いたします。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、【『1984』お勧め本の感想】について書きたいと思います。
本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・面白い本を探している方
・ちょっとダークな本を探している方
『1984』どんな本?
この本は、イギリス人作家のジョージ・オーウェルさんが1949年に執筆されたSF小説です。
詳しい内容は、色々とググっていただければと思います。
主なtopicsとしては、
・大衆のコントロール
・二重思考
・階級社会
という、所謂全体主義的な社会における社会と個人についてユーモアを交えて係れており、とても読みやすい内容となっております。
全体主義的というとナチス・ドイツ等が連想されそうですが、そこまで悲観的な内容ではないです。
感想は?
topicsにあるような内容って、今私の周りでも実はめちゃくちゃたくさんあるんだと改めて認識させられ、考えさせられました。
特に、二重思考というキーワードについて、これはおそらく日本人ってとても強く持っているんだろうなと感じています。
※二重思考とは、相反し合う二つの意見を同時に持ち、それが矛盾し合うのを承知しながら双方ともに信奉すること。
沖縄の米軍基地の問題などは、こんな状況はおかしいと思いながら、反面、必死にその必要性というものを受け入れています。
これも立派な二重思考だと思います。
偽装や隠ぺいなどは、本書の中では当たり前に行われ、その事実を国民は認識しながら正しい情報と偽りの情報のどちらも正しいと認識する事が正しい国民性を得るために必要な能力と書かれております。
偽装や隠ぺいなどは日本の政府でも立派に行われていることです。
よくメディアなどでなぜ国民は声を上げないのか、等と言われておりますが単にどちらも正しいと認識している二重思考からだと、これが日本の国民性なのだと思います。
最後に
今回はちょっと思想強めな投稿になってしまいましたが、一つの本から今の状況を見てみると色々とな発見があるなと思います。
ビジネス書もよいですが、哲学的な本もお勧めですので是非参考にしていただければと思います。
以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?