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【読書備忘録#6】普段の意識の量で仕事の効率も人生も変わってくる

「意識の量」を増やせ! を読んで 斉藤孝
普段から意識の量が少ないせいで周りに迷惑をかけてしまったり、自分のやりたいことができなかったりしませんか?それはあなたの能力が極端に低いとかではなく、普段から意識していることが少ないせいで起きているのかも入れません。

期間:2021.5.27~2021.6.2
時間:150min
著者:斉藤孝
出版:2011.6.20

評価

おすすめ度:2点
読みやすさ:2点
タメになる:2点
おもしろさ:2点
対象者:どうしても壁を感じてしまう人

内容

どうして行き詰ってしまうのか

近年、閉塞感や行き詰まり感を覚えてしまうことが多い人がいる。それは社会のせいでも、あなたの能力が低いわけではありません。すべて意識の量が少ないせいかもしれません。


ここでいう意識とは私はこう解釈しました。

意識:何かに対して気を配っていること
意識の量→物事に対して気を配っている量を増やすこと


できる人=意識の量が多い人

どんな仕事、状況でもその場数を踏むうちに慣れが生じてきます。それによって意識できることが増えてきます。


初めたてのバイトは誰でも緊張し、目の前の言われた仕事に精一杯になってしまいます。しかし、慣れとともに店内の状況に目を配りつつ仕事に取り掛かれるようになっていきます。


最初から意識の量を増やし、自分のできる仕事をどんどんやっていくことで、その慣れるスピードが急速に上がっていきます。

同時進行ができない

マルチタスクが苦手な人がいます。それはその行為に対して目的意識が欠落しているからです。それが何のためにやっているのかを把握し、やっているつもりになるのではなく、それぞれの物事に優先順位をつけて整理することで、行為に対して意識する量が増えていきます。

自己客観性の育て方

意識の量を増やすことで、いろいろ同時進行ができるようになると他人への配慮もできるようになります。こうなると相手に迷惑をかけることをなくなってくるため、つまらないことで悩むことが減り何かとシンプルに考えられるようになるため、自分のことをより客観的に見ることができます

求められる人材

どの職業でも求められる人は、一緒に仕事をしたいかどうか、仕事を頼みたいと思われるかどうかです。


社会の中で必要な能力はこの二つです。

気づくかどうかの「感知力」
さっと動けるかどうかの「対応力」

どちらか一方だけでは成り立ちません。

さまざまな状況に気づいて、動けることが重要です。気づくだけで動かないのは気づいてないのと一緒で、そもそも気づけないのは論外です。「感知力」「対応力」同時に身に付けることが重要です。

基本の技を磨け

意識の量を増やすだけでなく、一つのことへ集中力を高めてレベルを上げましょう。どんなプロでも基本の技を一番大事にしています。基本の技を極めることで、他へ応用できるようになり、他の技を身に付けられるようになります

リピーターになってもらう

仕事は一度受けた切りでは続きません。クライアントの依頼以上の仕事をすることで、リピーターになってもらうようになりましょう。具体的には1つの依頼に対して3案以上を持っていきましょう。

最後に

自分の能力に限界を見るのではなく、意識の量を増やすことで自分の能力を育てることや工夫をしてできることを増やしましょう。

気になったからは以下からどうぞ。



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