僕は仲間が欲しい
年1くらいで芸人ブームが来るサイクルでもあるのだろうか。
最近また、芸人さん同士のトーク動画を見漁っている。
しかも一年前に見ていた動画と同じやつだよ。
基本的にNON STYLEさん関連の動画を見ていて、そしたらだいたいカジサックさんに行き着く。
カジサックさんが石田さんと井上、それぞれとトークしている動画。
そこから他芸人さんに渡っていって、結果的に「芸人さんってすごいな」となるまでがワンセット。
一年前にも書いたけど「楽しんでいる大人はかっこいいな」と思う。
そんな将来があると思うと希望をもらえるし、そこを目指したいという目標にもなる。
そういう思いはある前提で、でも一年前に書いたことと同じことを書いてもおもしろくないので、違う視点から「芸人さんのトーク動画の良さ」を語って行きたい。
「人が人と関わることっていいな」と、改めて思えるところ。
そこがこれらの動画にハマる理由だと思う。
人間はおかしいもので、いいものよりも悪いものに目が行きがちだ。
電車内でお年寄りに席を譲った光景よりも、道にゴミを捨てる様子に目が行く。
人と人とが協力し合い新しいものを創造していることよりも、人が人を苦しめ、苦しんだ末にその人が自殺した話に目が行く。
大金を稼いで自分や周りが幸せになるためにお金を使っていることよりも、不正に稼ぎ、「言い逃れよう」「風化するのを待とう」とする様の方が目に付く。
僕の性格がネガティブなのはもちろんだけど、人というものは元来ネガティブだ。
そっちの方が危険をいち早く察知でき、生き残れるから。
でも行きすぎたネガティブは毒となる。
人の優しさですら裏を疑い、無下にする。
本来無害である花粉を過剰に防衛しようとして辛くなる「花粉症」みたいなものだ。
そんな過剰防衛を解いてくれる作用が「芸人さんのトーク動画」にはある。
数多くあるエンタメの中で「お笑い」というものを選び、その中でよりおもしろくなろうと切磋琢磨し、一方は勝ちもう一方は負けと雌雄が決する場面もある。
そうやって争い高め合った人達が、各々の居場所を見つけ、各々のやり方で生きていく。
そうなって語り合う様が、トーク動画にはある。
ジャンプ的に言うならば「友情・努力・勝利」がすべて叶った世界という感じ。
人間関係を表す言葉はいろいろある。
「友情」「恋人」「同僚」etc.
その中で、芸人さんのトーク動画は「仲間」という人間関係を魅せてくれる。
そして思う。
僕はこれが欲しい。
「好きに理由を持っている時は、本当の好きじゃない」という言葉を、確かローランドさんだったかな?
本に書いてあるのを読んだことがある。
この考え方を僕も採用させてもらっている。
本物の「好き」は、理屈や論理では語れない、感情の動きである。
しかし、だからと言って表現することを放棄してはいけないと思う。
どんなに稚拙でわかりづらい言葉だったとしても、「僕はこれが好きだ」という表現は大切だ。
それが供給の継続に一役買っていることを、この活動を通して知ったから。
何が言いたいかって「よくわからないでしょ」ということ。
普通、文章というのは後になって「何書いてんのこれ?」と気づく。
だけど今回のnoteは、執筆している現段階で「何言ってんだ?」と思っている。
それくらい本当なのだろうし、悪いことではないと僕は思う。
一つハッキリしたのは「仲間が欲しいんだな」ということ。
競い合い、勝敗がつき、各々の居場所を見つけ、それぞれの場所からたまに集まり「昔これやったよな」とか「今これやってんのよ」とかを語り合う。
そのためにはまず、昔作りから始めよう。
過去と呼べる今を作ること。
そしてそれを共に作る人を探そう。
まずはそこから始めよう。
以上!くろだでした。
読んでくれてありがとうございました。
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