成功者でありたいか、納得者でありたいか
こんばんはのようなこんにちは、くろだです。
今日のnoteも読んでいってくださいな。
大谷翔平さんがMLBのオールスター戦で「日本人初のフェンス越えホームラン」を打ったらしい。
これをニュースで聞いたとき「?」が浮かんだ。
ホームランってそもそもフェンスを越えるものだよね。
え?何?2階席のフェンスを越えたとか?
そう考えているうちに思い出した。
かつてイチローさんもホームランをしたが、あれは「ランニングホームラン」だった。
つまり足の速さでホームランをもぎ取ったと。
今回の大谷さんのホームランは、言い方が悪いけどスタンドまでボールをかっ飛ばす「普通のホームラン」。
これを「日本人初」という注目ワードを入れるために「フェンス越えホームラン」と表現したのだろう。
先ほどは「普通のホームラン」と言ってしまったが、メジャーの舞台、それもオールスター戦という選りすぐりの選手が揃っている中でのこの活躍であるから、大谷さんって日本の宝だなと思う。
彼は間違いなく「成功者」だ。
しかしそれなのに彼はなぜ、まだ野球を続けているのだろうか。
今回のnoteでは「成功者」と呼ばれている人の頭の中を考察していきたい。
結論から言うと、人が言う「成功」よりも「自分が納得するか」に重きを置いているからだろう。
僕からすると「メジャーに行った」というだけですごいことだと思うのだ。
いや、そもそも日本でプロ野球選手になっている時点ですごい。
それなのにさらにアメリカまで行くと。
これは「成功者」と言っても過言では無い。
ただ、大谷さんにとって「メジャーに行く」は通過点でしかない。
ただメジャーに行くだけではなく、そこで自分の持てる力をぶつけたい。
なんならメジャー史に残る結果を挙げたい。
だから人が「成功者だね」と言っても、彼自身が「納得」していないのでこれからもメジャーで活動していくのだろう。
さて、あなたは「成功者」になりたいだろうか。
それとも自分が「納得のいく」人生を歩みたいだろうか。
これは「満足のいく」ではない。
「納得のいく」である。
どんな結果であろうとも、その結果に納得することができるかどうか。
これは「成功者」となるより遙かに難しい生き方だと思う。
納得するかしないかは、自分の判断がすべてだから。
どれだけ人からすごいと言われようとも、自分が納得していなければ足掻き続けなければならないし、逆に人から「まだ行ける」と言われても、納得したのならやめなければならない。
人の言葉がきっかけであっても、最後に決断するのは自分であり、決断の指標は自分の納得感である。
この「納得感」を掴むのが、ものすごく難しいと思う。
僕もnoteの毎日投稿をしていく中で「もうやめてもいいかな」と思う時が何度もあった。
しかし少し時間が経つと「いやまだやめない」という気持ちが出てくる。
これが出てくるのかこないのかという塩梅を掴むのは非常に難しい。
この「納得感」を掴むための、僕なりの手法は2週間ほど普通に過ごすことである。
そして2週間後も同じ気持ちだったら実行すればいい。
例えるなら「これ買おうかな」と迷っているものがあるとしたら、とりあえず2週間置いておく。
そして2週間後も「欲しい」と思っていたら買うって感じ。
これをやって「買ったの後悔したな」ってものは無いと思う。
まぁそもそも物欲がそんなに無いから、欲しいものはマジで欲しい時が多いんだろうね。
「成功者になりたい」
そんな声をよく聞く。
しかし「本物の成功者」は「成功」を目指しているのではなく、「納得」を目指している気がするのだ。
「成功」は人が勝手に付ける称号みたいなもの。
時にはそれが権威になって物事を運びやすくするのだが、「人生を豊かにする」という観点から見ると「納得するかどうか」の方が大事である。
そう、「人生を豊かにする」という基準に準拠するべきだよ。
成功は相対的で「上には上がいる」という世界を生きることになる。
戦が好きな人はいいが、たまには休むことも必要で、そもそも人は楽をしたい生き物だ。
納得という絶対的な世界を生きた方が、自分なりの楽な場所を見つけやすい。
「豊かさ」ってそういうものだと思う。
世界を動かす力は無いんだから、自分が納得のいく生き方をしてみたらいかがだろうか。
以上!くろだでした。
読んでくれてありがとうございました。
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