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鉄道路線とビスタライン一致する2か所

「東京、びっくり富士見ポイント」記事一覧

大田区内の目黒線と新幹線に好ポイント

 まずすいません。今回は写真がひどいです。画面上だとわからないかもしれません。2か所とも空気の状態があまり良くない日に撮影したため、霞んでいます。しかしこの二つのポイントは共に大田区内で、鉄道建設によって誕生した富士見ポイントで、しかも近接しているという面白い場所なので、ご紹介させてください。

 まずは東急目黒線洗足駅を出てすぐの環七北千束五叉路から桜新道にかけての眺望(ビスタライン)です。駅を降りましたら駅沿いの道を昭和大学歯科病院の方へ向かいます。するとその先に環七の五叉路がありますので、大岡山駅方向を眺めていてください。大岡山駅上に建つ東急病院の建物の上に富士山があります。

 五叉路を渡ってその先の桜新道に入ります。ここは遊歩道がまっすぐ続いており、道と同じ方向に富士山がありますので、歩きながらしばらく富士山を眺めることができます。
 こんな素晴らしい道がなんであるかというと、これはごく最近生まれたもので、目黒線を地下化する際に蓋をした上を遊歩道にしたために出来ました。地下化以前は環七の陸橋上からは見えたと思いますが、ピンポイントの富士見地点だったはずです。

 次に、洗足駅から2キロほど南に行った相生坂をご紹介します。相生坂という名の坂は各地に多くありますが、たいていは並行して二つの坂が並んでいる様子を「相生」(あいおい)と表現しています。というとなんだか江戸時代あたりからあった古い坂のように思いますが、実はこの坂は昭和の初期にできました。
 なぜできたかというとこの丘陵地に東海道の貨物線が通されたからです。その切り通しの両側に道を作ると並行する二つの坂になったため、相生坂と呼ばれるようになりました。今は新幹線と横須賀線が通っていますね。

 駅としては西馬込駅が近いです。富士山がよく見える跨線橋は今は富士見橋と名付けられています。新幹線と横須賀線と4本の線路があるので幅が広く、その分眺めも良くなっています。また富士山の左に武蔵小杉あたりの高層マンション群が林立しているのもおもしろい対照です(すいません写真ないです)。
 この場所は駅から遠いので大変なのですが(笑)、また空気のいい時に撮影して掲載したいと思います。

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