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初の板橋区からの富士は公園の端から覗く

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志村坂上の西側に富士見ライン

 今回は初の板橋区。国道17号、中山道下にある都営三田線志村坂上駅近くに、富士見ラインが並んでおり、2回に分けてご紹介します。

 今回の富士見ラインは、中山道が通る台地の西側にあり、かつては板橋区泉町の出井の泉公園を水源とする出井川が作った谷の上に並んでいます。川は今は全て暗渠となり存在はわかりませんが、川が作ったかなり旧な崖が南西側に開けており、かつてはどこでも富士山が見えたものと思われます。
 今は公園で開けた場所や、たまたま道路が富士山の方向に向かっている道路などでしか見えません。そのまず最初が志村坂上駅からほど近い志村第三公園です。

 この公園は台地と川の作る低地との間、崖地を利用して作られた公園です。台地の上側は道路に面しており、この辺りから見られるかと思いきや、ここからは見えません。見えるのは公園の南側に細長く伸びた部分の、坂に面した出口あたりです。

 ここは見えると知っていなければ見過ごしそうです。公園内からはフェンス越しになり、公園の出入り口で坂を上から眺めると、マンション群の上に顔を出しています。

 さて志村第三公園から少し南の見次公園からも見えます。ここは釣りができる大きなため池があることで有名です。ため池は出井川をせきとめて作られた池です。
 もちろん見えるのは池のあたりではなく、崖上の方です。公園の木々の隙間に、遠くのマンションの合間に見え隠れします。

 いろんな合間を縫うため、見次公園上の道路に面したどこでも見られるわけではなく、ほんの一部分です。見られる場所の写真を掲載します。

 この左側のあたりですね。

 次回はやはり近くの道路上からのポイントです。

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