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日々のコト。

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日々の生活の、一コマ一コマを綴っています。
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記事一覧

我が家の防災

9月1日は防災の日。 この日に合わせて、防災の見直しをすることにしている。 というのも、ここ数年の間に自然災害による停電や断水を経験し、防災意識を改めることがあったためだ。 有難かったのは、上記の被害をそれぞれ別々に経験できたこと。 お陰で、この時はこれがあって良かった!これがあったら良かった!が分かった。 以上の経験から、普段使いも出来、災害時に役に立つものを何点か紹介する。 庭のソーラーライト ソーラーなので、普段は景観作りに使っているが、いざというときの明り取りに

読書録 2023の夏

ここ最近読んだ本の記録をつける。 自身の備忘録としての側面と、多くの人が興味を引くきっかけになってくれればの思いもある。 私の性格上、一般的なモノから一部偏ったもの(厨二病の成れの果てと思っていただければ)まであるが、この記録がみなさんの読書の幅を広げる一助となれば面白いと思う。 1.怪談徒然草 加門七海/著 あらすじの頭で ー 平家がまだピチピチしていて、とてもよろしゅうございました ー などと書ける作家は、おそらく彼女しかいないだろう。 そして、私はこの文言でがっつ

たかが瓶。されど瓶。

この瓶には先週プリンが入っていた。 そのプリンというのは家から1時間ほど離れたところにある、すこし値の張るお菓子屋さんのプリンだ。 そもそもは、友人がくれたものである。 来週わたしの母が入院するからと、わたしを気遣いくれたもの。 母が留守の間に家のあれこれが大変だろうからと、貰った。 そんなプリンを先週、有り難くいただいた。 勿論、母と分けていただいた。 横で飼い犬が物欲しそうにしていたので、瓶に残った分を少しだけあげた。 そんな訳で、瓶は空になった。 近頃

泥務の珈琲。

先日から読んでいるマンガ、藤田和日郎氏の「双亡亭壊すべし」。 これが大変面白い。 友人に勧められて読み始めたのだが、その勧め方がまた良かった。 「絵を描いているなら、是非読んでほしい」 興味がそそられる上、読みはじめてからは、まさにその一言に尽きる。と言ったところ。 内容は突拍子がなく、怪屋敷「双亡亭」の破壊命令が総理直々下される。当然のごとく世間は批判するのだが、この屋敷、ただの屋敷ではなかった。世界各地から選りすぐりの霊能力者たちが志願し、この屋敷の怪に立ち向か

朝からクロックムッシュ

朝からクロックムッシュ。 小麦粉とバター、牛乳を煮詰めたデシャメルソース。 ハム。 そして、ヒバーチ。 これは先日、沖縄物産展で買ったスパイス。ずっと使ってみたかったので。 これらを8枚切りの食パンに挟んで焼き上げる。 お供には珈琲のコモドドラゴン。 晩に仕込んだ、きな粉プリンを付けて。 焼き上げたパンの耳がパリッとして良い食感。中からとろけ出すソース、ヒバーチのすっきりとしたスパイシーな刺激。おいしい。 ライトな味わいのコモドドラゴン珈琲も合う。 という

大好きなカレー屋

大好きなカレー屋さんがある。 それまで、自分に月1で通いのお店ができるなんて思いもしなかった。 家から離れたそのお店は、職場から近いという理由で初めて行った。 頼んだのは"茄子とトマトのカレー"。 シンプルな素材ながらも丁寧に包丁が入れられ、その仕事振りが伺える。 具材その物も美味しければ、火の通し方も丁度いい。何より、こだわり抜いて作られた特製のルーが堪らない。 それからは職場で月1度の楽しみになった。月末の〆に必ず行くのである。 3年が経ち、かつての職場を離

手作りプリン

時たま、気が向いたらプリンを作る。 あのお菓子は何故だか無性に食べたくなるのだ。他にもそういったものはあるが、不思議だ。 プリンに限っては15センチの型で自分で焼くのが近頃のお気に入り。 王道からさまざまなアレンジができるのも楽しみの1つ。 わたしのバイブルは古書店で手に入れた高石紀子さんの「こっくり甘い濃厚プリン、まろやかな食感の伝統菓子フラン」だ。 以下はそれに基づいたー多少、わたしなりの改変があるープリンたちである。 王道のシンプルプリン黄身をちょっぴり贅沢

コーヒーの時間

最近、家でも会社でもコーヒーにはまっている。 ミルを買った。 悩んだ末、手挽きで洗浄、さらには持ち運びもできるハリオのsmartGに。 コーヒーはコモドドラゴン、コスタリカ、クレオパトラ、アンティグア(グアテマラ)さらには各店のオリジナルに季節のブレンド。 利き比べも楽しい。 コーヒーは面白い。 種類だけでなく、淹れ方でもガラリと味が変わるのだ。 コーヒーのおともと言えば甘味。双方が美味しさを引き立て合う関係がベストだ。 気にかけてみると、珈琲のお店は結構多い

蜜蝋

先日、ずっと気になっていた蜜蝋を買ってみた。 目的はリモートワークのために購入したデスクの保護のため。 でも、その前にせっかくだから他のものにも使いたいと思い、いろいろと使ってみることにした。 手始めに、家の仕切り板の側面をば。 塗ってみると、おおっ!全く違う色味。木材に深みがで出て、良い色になる。 この色を見ると、なるほど。西洋の家具に使われていたのも納得である。 そこで面白くなり、他のものにも塗りまくった。 使い古したお盆は生き返り、 革小物にもツヤが出た。

好きな本

好きな本が増えるのはいいことだ。 何がいいって、発見と気付きができる。 心が安らぐ。 なんでもない時間が楽しくなる。 そんな訳で、近頃のお気に入りを数冊ご紹介。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 01.「工夫を楽しむ10人のゆとりを生み出す暮らしの回し方」 図書館で見かけ、私の生活に深い憧れと影響を与えた一冊。 これを機に、生活を見直して“モノ”へ対する意識を高めた。 主に、日々使う道具の手入れである。 革小物、木で作られた物、植物、掃除、日々の

奄美のおみやげ

家族が先日、奄美大島に行ってきた。 持ち帰った土産が、私にはどれも面白かった。 故に今回は、それを書き記したいと思う。 ふちもち これは、よもぎと黒糖を混ぜ込んだ餅を月桃の葉で包んだもの。 袋を開けた途端、爽やかな香りが鼻孔をつく。 以前、同僚が沖縄で月桃茶なるものを買ってきたことがある。なんとも独特な風味で、薬湯のようなお茶だったのだが…。 そんなことを思い出しながら、しっとりとした月桃の葉をめくると、中から濃い緑色の餅が現れた。 おおっ! 草団子のようなものを